プロフィールのところで「ぱちんことの出会い」を書いてくれましたが、
まずはここから聞かせてください！

ぱちんこ・スロットが好きだったのと、”モノづくり”が好きだったので、
大都技研さん、サンリオ、おもちゃメーカーとかも受けました。

本命は豊丸さんだったんですけど、その年は募集してなくて仕方なくサミーにしました笑
（CRロミオ×ジュリエット が大大大好きで！！）

仕方なくサミーへ、って人がちょろちょろいて笑えるｗ
くま吉くんは？

バーテンダーのバイトをしていたのもあってお酒系のメーカーを受けたり、
土木系の会社や、映画の配給会社を受けたりしていました。

美術系の学生って、
そのまま芸術家を目指すイメージだったのでちょっと意外。

たしかに、自分で絵が描けるから、
好きな業界、興味ある業界どこにもチャンスがあるのか！

素晴らしいスキルだね！

「Pあの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」を担当したんですけど、
作品自体が元々好きだったのもあって、

デザインコンペで自分の絵が選ばれて、
世の中に送り出せたのが本当にうれしかったです。

原作の聖地・秩父にもいって写真撮ったりもしました！

えーそうだったんだ！
知らなかった～　熱い話！

くま吉くんは？

いま取り組んでいるのは「くぎ確認シート」ですね。
これは、ミスがあると大問題につながるので、
責任重大な重要な仕事です。

そういう仕事もやってるんだね！

「くぎ確認シート」は、
一般の方は見る機会ないと思いますが、
釘の状態が型式試験通りになっているかを確かめるためのツールなので、
正確さが大切な非常に重要な仕事になります。

デザイナーとしての仕事は？

この間リリースされた
「P TIGER ＆ BUNNY ～完全無欠WILDスペック～」
の「枠シート」が世の中に出た最初の仕事です！

「いくさの子プロジェクト」には、
途中合流して、み先輩に教えてもらいながら、
「盤面シール」などのデザインをやらせて貰っています！

あ、あと最近もう一つ始まりましたね！

そうだね！
それもたまたまKが担当する機種なので連チャンだね！
よろしくです！

自分の仕事が世の中に出るのは嬉しいよね～

誰も自分の仕事だとはわかってくれないけど、
友達や家族にはちょろっと言ってみたり

印刷物のインクの使い方で、新しい見え方が見つかったときが楽しいです！

「あの花」は、ぱちんこに落とし込むのが難しいタイプだったので、
うまく消化できたときに、
新しい価値を作り出せた感触があって、嬉しかったです。

たしかに「あの花」は、作品としては面白いけど、
ぱちんこにするには難しいところがあるね

デザインするときは液晶のつながりとかも考えたり？

しますします！

自分はけっこう画像担当の人に聞きに行くタイプですね。

使うアイコンとかのデザインタイプ、色味とか、方向性を揃えにいったりします。

でも、画像屋さんが大事にしている部分は、
ネタバレにならないように敢えて盤面に出すことは避けたりします。

盤面デザインの初めのスケッチのときに、

映像のイメージを先に揃えて、それにあったギミック動作を考えたりもします。

絵だけじゃなくて、ムービーでデザインしていくことも増えてきたね。

いまやムービーは必須だね。
あと、デザインといえば「モック」もあるよね！

モック！手作りでなんでも作っちゃいますね！笑　※注１　「モック」とは…

カタチにしていく中で、実現できるのかが見えてくるので大事な工程です。

やりたいことと、
現実にできることの狭間（制約、コスト面、安全性などなど）で、

それを感じさせずにバランスとるのがデザインの仕事かな、と。

企画、技術どっちにも「イイネ！」と言われる瞬間が脳汁ポイントです！

「脳汁」でてたか～笑

仕事で脳汁感じられるのは最高だね！

めげそうになることもあるけど、
そういう瞬間の喜びを糧に頑張れる、と！

そういう意味でいうと、
一番の脳汁ポイントはユーザーが楽しく打ってくれている姿を見た瞬間だよね。