開発者ブログ

2022.10.26

第22話:ぱちんこ北斗の拳3【焔(ほむら)枠】開発者インタビュー!

こんにちは!Kです。

今日はちょっと毛色を変えて、

過去のヒット機種を手掛けた人にインタビューしてみたいと思います!

今回は、
を開発したにお話をうかがいます!

「ぱちんこCR北斗の拳ケンシロウ」

「ぱちんこCR北斗の拳ラオウ」

両方合わせてとなった伝説の名機はどのように誕生したのか!?

そしてそれを企画した人はどんな人物なのか!

いってみましょう!

『予備校無しストレート東大卒のぱちんこクリエーター』

サブタイトルからもお分かりの通り、はちょっと変わったお方です笑

信じられないくらい頭がよくて、
でも、エリート気取りとかは一切なくて、

お酒が大好きでほぼ毎日飲み歩いてて、
一緒にお店に入ったのに、「じゃ、俺は別のとこいくね~」といなくなっちゃったり、

若かりし頃は100mを10秒台で走ったとか?!

そんな超人(変人)・パジカ先輩はどんな人なのか!?

『パジカ先輩にクローズアップ』

(K)

たしか、パジカさんは原作も大好きだったんですよね。

(バ)

そうそう。
原作大好きで、小1くらいからずっと読んでたよ。
だから担当出来て嬉しかった。

(バ)

当時、サミーのぱちんこは低迷していて、
、というがあったよ。

(K)

自分も若手で会社にいましたが、けっこう厳しかったですね…

(バ)

とはいえ、開発期間は通常よりも短いくらいに設定されていて、
スロットの初代北斗のモデルを使おうか、という話もあった。

でも、さすがにあれではだろう、
という話になったんだよね。

(K)

たしかにあのCGが出来上がったのは大きいですね。

(バ)

CG=ローポリのイメージが強かったから、
半信半疑だったけど、出来たときは感動したよ!

(バ)

目指したのは、を用意しよう、って。

(バ)

バトルモードでキャラクターを選べる方向性は決まっていて、
ケンシロウとラオウだけじゃなく、
はあった。

(バ)

これは、で達成されたね!

(K)

そうだったんですね。
アミバって誰と戦う想定だったんですか?

(バ)

アミバはバトルフロー(バトルの流れ)自体が違って、
対戦とかではなく、だったよ笑

(K)

シュールですがちょっと興味あります笑
演出で言うと、も斬新でしたね!

一世を風靡した演出たち。
回想予告、カウントダウン予告を意識した演出が色んな機種に搭載されました。

「回想予告」

「カウントダウン予告」

(バ)

「回想予告」はK達にネタ出し協力をお願いした時に、
の女性企画の子が提案してくれたのが原案だよ!

(K)

覚えてます覚えてます!
ぶっちゃけ自分はあそこからあんな印象的な演出にしあがると想像できてませんでした笑

(バ)

元々、みたいのをやりたかったのと、
って思っていたのが重なってあれになったんだ。

(K)

案を聞いた時、ふーん、くらいに思っていたので自分センスないっすね笑
元案を考えたNもパジカ先輩もさすがっすね。
画像企画のTさん(いまは部長さん)もか!

(バ)

美麗CG演出と、原画着彩系の演出がで搭載できてよかったなーと。

(バ)

焔・北斗といえば、
が代名詞となりましたが、
これは企画初期からでしたっけ?

当時の小冊子を入手!デザインに時代を感じます。

(バ)

企画当初からラオウスペックを考えていたよ。

右打ち消化はウルトラセブンとかでもあったし、
もっと言えば大昔からあったけど、

だなぁ。

(K)

どちらかといえば継続率に振るのがトレンドでしたもんね。

(バ)

毎日打って飲んでをしているうちに、

と思うようになってたんだよね笑

(K)

その話を飲みながらした時、何言ってんだこの人は(驚)
当っている時間が楽しいんだからゆっくりでいいじゃないか!
とか思ったんですが、
いざ打ってみるとなぁ

あれは2006年、2007年頃の話だったので、
まさに先見の明ですね。

(バ)

当時の自分の感覚はそんな感じだったね笑

今は逆に、プライベートで打つのはだったりするよ笑

(K)

長くなってきましたが一気にいっちゃいます。
パジカさんのを教えてください。

(バ)

まず、盤面、映像のパッと見はだと思っているよ。
高級感を感じられるものに仕上げないと。

高いお金を1台にかけるわけで、にしている。

これはユーザーにも繋がる話だと思っているよ。
綺麗なやつと安っぽいやつだと、綺麗なやつ選ぶでしょう。

豪華な枠とかね。
いまは嫌われることもあるけど。

当時はってこともあって、
そういう見た目のところはすごく意識していたかな。

こちらも当時の小冊子から。ボタンバイブはサミーが業界初!
新しいことへのチャレンジは大切ですね。

(K)

ゲーム性についてはどうですか?

(バ)

お客さんの作っているかな。

変動開始から終わるまでの流れを想像して、
つまんないと感じちゃう瞬間がないかを気にしてた。

ように、とかね。

長い演出なので楽しめないとね。

とはいえ、北斗(焔)を作った後くらいから、
、と感じてきたけど^^;

ということで、パジカ先輩のインタビューは以上となります!

ぱちんこの移り変わりはとても速いので

時代に合わせて考え方を変えないといけませんし、

企画担当者のセンスや感覚自体も、その人の状況によって変わったりもします。

絶対ヒットする正攻法はないとはいえ、
を知れることはいい刺激になります。

 

 

で、あるか。

 

ツブヤキ

話聞き足りなかったから、ひさびさに飲みに連れて行って貰おう。

 

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