Story
春休みに吸血鬼に遭遇したことで、 自身も吸血鬼の体質を有することとなった 高校生・阿良々木暦。
ある朝、彼が偶然階段で抱きとめた少女・戦場ヶ原ひたぎにはおよそ体重と呼べるものが、無かった。
戦場ヶ原が言うことには、 彼女は「一匹の蟹に出会って」重みを失ったらしく――。
以後、次々と暦の目の前にあらわれる “怪異”がらみの問題を抱えた少女達。
蝸牛に迷い、蛇に巻き憑かれ、猿に願い、 猫に魅せられた彼女たちを助けるため、 暦は奔走することになり…。
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