涙でリールが見えない RYO from ケツメイシ

2024.08.20

 人里離れた熊本の温泉に来ております。かつての文豪が都会の喧騒を離れ常宿で執筆活動に励んだように、私も川のせせらぎと虫の声を聴きながら作詞活動に励んでおります(←大ウソ)。

繁華街のネオンの誘惑から自らを遠ざけ、腰痛と痔の治療、全国ツアーの疲れを癒やし、何よりも静寂を求めて来ただけです。1時間に1回温泉に20分浸かり、50代のお肌もすっかりツルツル。先程、露天風呂で私の腕に登ってきたアリンコが滑って溺れ死にました。

コレを書いている間も温泉タイム。

おじさんになると、なかなか傷とかも治らなく無いですか?ちょっとした擦り傷のカサブタもなかなか治らないし、3ヶ月前にススキノの繁華街にて泥酔ステップからのすっ転びでの突き指もまだ痛くて拳が強く握れません。

このエリアの温泉(黒川温泉)は近場でも色々と泉質が違うらしく、美肌効果から神経痛、関節痛、五十肩、慢性消化器病まで様々な効能を謳っているので、帰るまでにふやけて無くなるまで入り倒したいと思います!

それに加え、温泉といえば、AV撮影や写真集の撮影等も定番ですし、ここは一丁、50代のだらしない身体を記録に残すのはどうかという話になりました。よく旬をとっくに過ぎた美魔女が出す写真集のアレ。アレ、老化を前向きに受け止めるポジティブな姿勢が自分は結構好きで、何でも「若いってすばらしい!」っていう日本のロリコン文化に一矢を報いる素晴らしい企画ですよね。

って事で、同伴のカメラマン(ヨメと次女)に室内風呂から露天風呂まで様々な写真を撮ってもらいました。

「写真集出版の暁には、タイトル『PTA会長と温泉旅行なう』でどうかな?」(私)

「良いわね。大体、PTAの会長って不倫ばっかしてるから温泉との相性は悪くないと思うわ。」(ヨメ)

「蹴伸び」をして顔を水面に付けてプカプカ浮かんでる写真は、最後のページに。」(ヨメ)

「なんで?」(私)

「別れ話のもつれで殺されたっていう設定で最終ページにするのYO!写真集もストーリーが大事なの!」(ヨメ)

「なるほど〜!『湯けむり殺人事件風ね。お前、編集者の人みたいだな!」(私)

「なんなら許可をもらって、山◯紅葉パイセンを画角の右上に隠れキャラ的存在で是非使いたいわね!」

なんてやり取りをしつつ、数十枚写真を撮った後、飯を食い、飲み散らかし、ヨメ子供は先に部屋に戻り、地元の旅館のおじさんと飲んでる時にヨメから、、、

「あんたコレ、、写真見返したけど、ケツが黒いし、ほとんどキンタマ見えてるからダメだと思う。」

というメールが。。

やはり、、、、、、、写真集出版は甘くない。。。



まあ、そんな熊本遠征の旅でした。ではまた!お盆休みも終わったけど皆さん頑張っていきましょう!私はしばらく休憩させてもらいます。

ではひとっ風呂浴びてきます!