涙でリールが見えない RYO from ケツメイシ

2024.05.28

 全国ツアー中、福井より戻りました!

田んぼの真ん中にポツンと「サンドーム福井」。こんな僻地に果たして本当に人々が集まってくれるのか、、幕が降りるまでは半信半疑でしたが、立ち見席を追加するほどの満員御礼!!ありがとうございました!!!我々は幸せ者です!

今回のツアーは全21公演で、福井がど真ん中の11公演目。コレでいよいよ折り返しとなります。やっと半分かぁ。。50代を迎えての初めての全国ツアーは想像以上に疲れます。おじさんになってからは眠りも浅く、ベロベロでホテルに着いてもなかなか寝付けず、2日間続けてのライブがホントにしんどいお年頃になりました。「目覚めが爽やかな朝」なんてここ数年迎えたことがありませんし、酔って転んだちょっとした擦り傷も、

「この瘡蓋(かさぶた)いつ取れんだ?」

ってくらい治りが遅く、ここ1か月くらい続く慢性的な腰痛も全然良くなりません。2週間ツアーが空くのでゆっくりして回復に努めます。ステージ上から眺めるお客さまも、ホントにおじさんおばさんが劇的に増えましたね。共に歳を重ね、老化に抗っていきましょう!!



そんなわけで、ツアー前半も終わったことですし、前半戦を振り返ってみたいと思います。

ケツメイシのツアーと並行して行ってきた「甘えんボーイズ」活動ですが、コレまでのところ全国の夜の繁華街は深刻な熟女不足。

我々ボーイズのように、世の中年男性諸君も「日々の労働に疲弊」し、「俺、こんなに頑張っているのに誰も褒めてくれないし、家庭でも相手にされてない。。」という環境下に置かれている方が多いのではないでしょうか?

そうなってくると普通の神経の持ち主ならば「は〜ぁ、甘えたいなぁ」という感情が湧いてくるのが当然で、夜の繁華街にも甘えさせ上手な母性たっぷりの熟女を配置するのが当然と思われるのですが、現状、今の夜の繁華街は圧倒的な熟女の供給不足。

神戸も福岡も札幌も「息子の部活のお弁当で朝が早いのかな?」とか、あるいは「ゴールデンウィークで家族旅行なのかな?」と思わせるほど、圧倒的熟女不足。

名古屋では、「甘えんボーイズ」筆頭ダンサーヒロシと手羽先屋を出た瞬間、呼び込みのお兄さんがすり寄ってきました。

「どうです?今ならマンツーマン付きますよ!」

「それって乾杯ビール付きます?で、気になる女性の年齢層はどれ位ですか?」(私)

「好きですねぇ〜お兄さんも!うちは 正真正銘25歳以下でやってます(自信ありげに)!どうぞいらしてください!ぜひ〜!!」

「、、、なるほど、、そ、それはちょっと我々のコンセプトとは違いますね。。出来たら最低35歳以上、母性たっぷりの甘えさせ上手な女性希望なんですが、、、」(私)

「おっと〜!そっちでしたか、、2軒だけ熟女店ありますんで、ちょっと連絡してみます!」

(お兄さん電話)

「、、、今日は1時までで、まだ会計入っているお客様がいらっしゃらなくて、、ちょっと今日は厳しいですね。。」

「じゃあ、ここはどうですか?」ヒロシがスマホを差し出してお兄さんに聞く。

「ああ、こちらですか。少々お待ちください!」お兄さんがなぜか我々の元を離れて電話をする。

、、、、、、、、、、、、、、、、

「アレ、絶対電話してないよな?」(私)「ですよね。」(ヒロシ)

、、、、、、、、、、、、、、、、、、、

「お待たせしました。こちらの方も、、ちょっと満席でして、、厳しいですねぇ。。良かったら、ちょっと若めにはなってしまうんですが、今から行けるお店紹介します!!」

「、、、、、、、、いや、辞めておきます!!!勇気ある撤退!お兄さん、ありがとう!」(私)

と、もう呼び込みには頼らず、自分たちの足で情報を稼ぐ事に。

「アレ、さっきのヒロシの(行きたいという)店、絶対電話してないよね?お兄さんの数字にならない管轄外の店なのかなぁ?もうそこに直接行ってみようYO!」(私)

「実は気になる情報を掴んだんです!りょーさん、コレ見てください!」(ヒロシ)

通常なら店のホームページ等を確認し、在籍女子の情報や日記を確認するのが常ですが、筆頭ヒロシは違いました。ヒロシは店の求人サイトにアクセスし情報を収集。そこには、、

「託児所完備」

の5文字が!!

「でかした!流石だなヒロシ!『託児所完備』ということは、、」(私)

「MAMA GA IRU!!」(2人!)

「託児所完備は信頼出来る」ということで、すぐさま駆けつける。

舞台は「ミセス◯」。さすがは託児所完備!ヤングママと思われる30代前後のプチ熟女から、明らかに自分と同世代かそれ以上と思われる「その二の腕がお昼寝に心地よさそう」なビッグママまで、まさに甘えんボーイスにとっては夢の国、ディズニーランドです!!

息子が32歳というすっかり子育ても卒業した◯ロママは圧倒的な包容力!現在、中2の息子と小4の娘をシングルマザーで育てているゆ◯さんもめちゃくちゃ覚悟を持って頑張っている!これだよこれ!

我々、「甘えんボーイズ」のコンセプトを説明したら、ビッグママは

「ほら、いらっしゃい!今日も頑張ったわね〜!」とリアルママのようなハグ。

皆さん、勘違いしないでください!そこに性的な気持ちは1ミリも存在しません!昨年、亡くなった私の母輝子の生前の留守番電話を皆で聞いてポロリと涙を流したり、

「私も息子にこんな風に思われてたら嬉しいわ。。」

なんてしみじみ言われたり、ライブを見にきていたヒロシのママからのメール、

「頑張っているヒロシの姿が見れて嬉しかった。あなたの母親でよかった(絵文字多め)!」

を皆んなで見てグッときたり、気付けば人目も憚らずうとうと膝枕。そしてうたた寝。咳が止まらない僕にママが優しく背中を摩る夢を見る。

時間は経ち、閉店間際。

「りょーさん、起きて!」

というその声はまさに母親のアレ。しかし目を開くと、それはもちろんママではなく店の熟女。いっそこのまま眠り続けたいと思った私は、

「ねぇ、ママ今日はお泊まり保育ある?」(私)

って聞いたら、

「しっかりしなさい!ここ保育園じゃないわよ!」

と言われ、赤だしと梅昆布茶出されて現実に戻されました。梅昆布茶って、、その店の癒しのコンセプトが素晴らしい!!

私が何を言いたいか申しますと、ママの面影を追い求めてるマザコンボーイたち、「ミセス◯錦店」お勧めです!!

ちょうどその頃は母の日が近かったこともあって、そんな活動をしてしまいました。男はマザコンで全然良いと思います(冬彦さん的なヤツじゃなく)。愛をたっぷり受けて育った人間は愛を与えられる人間になりますからね。

まあ、そんなわけでまた来週!!

予約困難な整体が取れたので腰を見てもらってきます!!では!