涙でリールが見えない RYO from ケツメイシ

2021.10.26

 うちの上の娘もいよいよ就職活動を始めなきゃならないのか、

今年の初めからからインターンを何社かで始めています。

ついこの前までオムツしてウ〇コ漏らしてたのに、早いもんですねぇ。


「今は(入社したところで)定年まで働くわけじゃないんだから別にどこでもいいんじゃないの?!

辞めてもまたすぐに別のところで働ける(位の実力がある事の)方が重要だよ。

人生健康な体さえあればなんとかなる!まあ適当にやってくれ!

全く思考を変えて、紙とペンを用意して作詞で一発狙うのも全然アリだと思うよ。どう?」

なんて言ってるんですけどね。

娘は毎日家にいる私を見て「つまらなそうな人生だ。。」と思っているのでしょう。

まずはちゃんとした会社で働きたいみたいです。

インターン先の一つがとても賢い国立大学の研究室で、

なんか難しくてよく分からないんですけど、

設計とかデザインとかを企業とコラボしてやってるみたいなんです。

最近はリモートワークでこもって仕事している方々の自宅の「窓」がテーマで、

「パパの知り合いでリモートワークしてる人いない?」

なんて「インタビューと資料作り」の為に聞かれて、

近所のおじさんたちをあらかた紹介したんですけど、もうネタも尽きたのか、

「パパも何もしてないけど、たまに家で仕事してるよね?今度インタビュー受けてもらっていい?」

なんて言うので、ヒマだから受けてあげました。


そんなわけで、日曜日に修士の大学院生が4人うちにやってきました。

礼儀正しい良い子達です。

リーダー格のインタビューする子がなぜか他の子達と英語で話すので、

なんでかなと思ったら中国とインドネシアの子が混ざっていました。

中国の徐くんだけ日本語が苦手みたいで皆の会話は基本英語。

インドネシアの子は日本語も俺と変わらないくらいで、時折、中国語も話すので「何か国語喋るの?」って聞いたら

「ペンタリンガル(5ヶ国語)です。」なんて言うからぶったまげましたよ。

今までの人生で俺の周りには最高トリリンガルまでしかいなかったですもん。

どういう頭の中身してるのかしら。


インタビュースタート。

中国の彼にも分かるように6割英語。

俺が詰まると日本語になります。

「リモートワークをされていると言う事ですが、1日何時間位仕事されていますか?」

「え、1日というか、、先週はゼ、ゼロです。。」(私)

「な、なるほど。。普段はお家のどこで仕事をされています?」

「え、、リビングのこのテーブルです。いつも座るのは君(インドネシア人)が座っている席です。」(私)

「なぜその位置なんですか?」

「え!考えたこともないな。分からない。。」(私)


、、、、、、、、、、、、、、、、、、5分後、

私がいつも座る席に座っていたインドネシア人の子が、

「私もこの位置の居心地の良さがなんとなく分かってきました。。

庭側の窓を背にして座ると風に揺られる木など動きがあるものが目に入らなくて集中できますし、

それでも太陽の温もりは感じて、あちらの窓からこちらに抜ける空気もとても気持ちがいいですね。

あと(この席が)部屋の角に位置して部屋全体を見渡せるというのが不思議と安心感を生むのかもしれません。」(インドネシア人)

「確かに!!」(私)

賢い!!賢いなぁ〜。

俺の「なんとなく居心地がいい」を的確に表現してくれました。

こういうのを「賢い」っていうんだろうね。

まあ俺がバカ過ぎるだけなんですけど。

あと色々聞かれましたよ。

「窓は起きたらすぐ全開にするのか?」とか

「(庭に出る)窓が境界線になってオンとオフの切り替えになっているのか?」とかホント色々聞かれました。

やっぱり「モノ作り」っていろんな人が死ぬ程考えて脳汁絞り出してなされているんですね。

「田中さん、結構、英語しゃべりますけど、どこで学ばれたんですか?」

「私は外国で暮らしたこともありませんし、蒲田のフィリピンンクラブで生きた英語を学びました。」

(↑2時間のインタビューで爆笑はココだけ)


インタビュー終わった後、庭でバーベキューやってあげました。

祖国を離れてたり、一人暮らしの子が多いからね。

たまにはワイワイ賑やかに過ごして、日本で良い思い出作って帰ってもらいたいもんね。

最後は俺の悪い癖が出ちゃいましたよ。

「ワンモービア?」(私)

「ザラストワン。」(留学生)

「ノーノ!ワンモービアー!」(私)

×5

若者をなかなか帰らせないおきまりのパターン。

コレをパワハラって言うんだろうな。

優秀な若者の足を引っ張らないようにしなきゃ。

でもああいう子たちがいたら日本の未来も安心だよ。

なんか俺、希望を感じたもん。頑張れよお前らー!!



そんなわけで以前コラムで書いてたTOEICの結果が返ってきました。

うちで飲んでた友人夫婦のヨメ(TOEIC10回ほど受験経験あり)が仕事の関係で受けなきゃならないって話をしてて、

酔ってた勢いでその場で飲んでた4人で一緒に申し込んだヤツ。

その「夫婦」対「俺&一緒に飲んでた後輩」のチーム対抗戦。

焼肉屋の会計時に点数発表。

点数の低いチームが支払い担当です。

なぜ会計時に点数発表かというと「点数が分かっている」と「奢られる側が遠慮しちゃう」

或いは逆に「好みにかかわらず死ぬほど高級な肉だけを頼んでしまう」という恐れがあるからです。

そんなわけで土曜の焼肉屋。

「お会計でーす!!」(店員さん)

まずはTOEICベテランの敵ヨメがスマホを見せる、、「700点!」、「ふふふ、なーるほど」、、

俺(TOEIC童貞)がスマホを見せる

「730点!」、、

おー!!(敵)、

敵チーム旦那(TOEIC童貞)スマホを出す、、

「705点!」、、

「おー!!」(我々)

「ちょっと待て、、コレは、、もしかしたら、、いけるかも!!!」(俺)

後輩(TOEIC童貞)がスマホを出す。、、、、、、、、、、、、、、、、





「315点。。。。。。」





「ズルっ!!!マジかよ!!お前洋楽のカバーとかめちゃくちゃうまいし、もっとできる男だと思ってたよ!」

「45610円です。」(店員さん)

クソッタレ!!とんだ出費でした。でも大丈夫。後輩は伸びしろしかない。

俺も「コレだけやれば大丈夫」的な単語帳しかやってない。ちゃんと対策したら800半ばは出るだろう。

後輩が次600点以上出せば次は勝てるわな。自信持って行こうぜ!

ということで、先日の留学生も来てくれて刺激になったので、コレから暇なときは勉強しようと思います。

そんな感じの1週間でした。

また来週!!!!!