涙でリールが見えない RYO from ケツメイシ

2021.04.13

 来週予定していた大阪、神戸のラジオキャンペーンが、関西地方のコロナ陽性者の増加で飛びました。

楽しみしていた「久々のラジオ局の人たちとの再会」、「駅弁食いながらの新幹線旅気分」、「パーソナルアナルトレーニング」、「夜中の船釣り」と「本場のたこ焼き」も...。

私は何を楽しみにして生きていけば良いのでしょうか?刺激の無い日常にウンザリです。もうコロナ、コロナで1年以上。国民も限界です。

もうちょっと日本はちゃんとしている国だと思ってたんだけどなぁ。


 まあそんな話は置いといて、最近、メガネドラックでガチの老眼鏡を作りました。ある雑誌の撮影の時、スタッフ女子に、

「りょーさん、スマホの距離がヤバいですよ!」

なんて言われたのがキッカケ。言われるまで気付かなかったのですが、無意識に思いっきり手を伸ばして苦悶の表情でスマホ画面を見ていたようです。

子供の頃、おじいさん達が新聞や文庫本を読んだりする時にメガネを「シャッ」って上にずらす意味が分からなかったのですが、

今ではあの気持ちが分かるお年頃になりました。

 「近眼の人は老眼になりにくい」なんて噂を信じていましたが、近くしか見えないので実際には「老眼に気付くのが遅い」という事らしいです。

近視の私の老眼鏡はレンズの上の部分は遠くを見る近視対応、近くを見る時の下の部分は老眼鏡。最近のヤツは優秀でレンズの継ぎ目もありません。

また「目に優しい仕様」で紫外線カットのために昼間に外で太陽を浴びると「レンズが徐々に変色」して、なんとびっくりサングラスに変身します!

目に優しいのは良いのですが、普段私はサングラスをしないので「イキってる中年」と思われないように注意が必要です。

半年ほど前、コンビニの駐車場でスマホを見てたら、ヤンキーの車がバックしてきて「邪魔だよおっさん!!」と言われた実績があるので、

ホントに「若者に絡まれる&おやじ狩り」には十分気をつけていきたいと思います。

最近「目覚めが爽やか」なんてことはほぼ皆無です。アラフィフでコレですから、70、80代になった時は、「どこかしら痛い」とか「ふくらはぎが攣った!」とかで目覚めることでしょう。

まあ、挨拶トークのキッカケにもなるでしょうから「身体悪い自慢」も悪くはありませんね。

最終的にはボケたふりして女子のお尻を触っても「田中さんだったらしょうがないわね」と言われる、そんな「愛くるしくて憎めないジジイ」になるのが目標です。

昔は想像もつかなかったけど、やっぱり人間って老いるんですね。直角に腰を曲げて地面を見つめて歩いてるおばあさん、スーパーのレジで異常に時間が掛かるおじいさん。

みうらじゅんさんで言うところの「老いるショック」。昔は意味が分からなかったけど、アレは確実に2、30年後の自分の姿だ。

だからコレを読んでる若者、調子に乗んなよ。おじいさん、おばあさんには優しくしようぜ。身近なところから優しさを持って接すれば、やがてそれは周りに広がる。

一人一人が優しくなれば徐々にこの先の日本も平和になることでしょう。

と、そんなわけで明日もスタジオでシコシコやって来ます。コロナで刺激のない日常ですが、イヤ、私がそう思っているから自分で日常をつまらなくしてるんだろうな。

取りあえずはニヤけてカラ元気で1日を過ごして、この状況を変えていきたいと思います。

皆さんもそんな感じでいきましょう!


ではまた!!