涙でリールが見えない RYO from ケツメイシ

2020.11.17

 先週は連載を1週すっ飛ばしてしまった事を心の底よりお詫び申し上げます!

私の出した原稿が検閲に引っ掛かり、表に出す事が出来なかったのが原因です。

失礼しました!


思えば昭和のテレビ番組、例えば「バカ殿」では5分に1回「おっぱいポロリ」があったり、
とてつもなく危険な企画が放送されていたりと、腹を抱えて笑う刺激的な番組が多かったのですが、
今のテレビにはそれがありません。

昭和から平成へ、状況は徐々に厳しくなりTV番組「おとなのえほん」のAV紹介コーナーでは
「おっぱいは3揺れ3揉みまで」などと厳格化され、ついに令和では地上波の画面上でおっぱいを見る事は無くなりました。

寂しいものです。

コレも時代の流れでしょう。

いちいち確認とか許可とか取らないで
「怒られたら謝る」という姿勢を取っていかなければならないのではないでしょうか。

とにかく申し訳ありませんでした!!


 話は変わって、最近はラジオ周りをしておりました。

我々が初めてラジオに出演したのは20年前、ブラザートムさんとグッチ裕三さんの番組。

ブースの中で間近に見る初めての「テレビの人」。

ブチ上がりましたよ。

全く売れてもいない貧相な我々がブースに入った瞬間、


「あれ、、?ダメだよ、入って来たら!バイト呼んでないよ!!」


なんて、いきなりの先制パンチを喰らい、それでも我々は必死に喋り続け、曲も掛けてもらい、


「りょー、お前は赤坂(泰彦)が出て来た時の感じに似てる。
 お前らは曲も良い感じだし、きっと売れるよ!頑張ってね!!」


なんてグッチ裕三さんに、言われたのは今でも良い思い出です。

あれから20年が経ち、幾多のラジオにも出演し、すっかり緊張感も無くなってしまいました。

だってピストン西沢さんをはじめ名物番組や長寿番組と呼ばれる番組をやっているDJの方達、
みんな知り合いになってしまったからです。

ダメダメダメ!20年も経っているのに未だに呼んでくれるだから本当に有難いよ。

もっと感謝しないとダメですね!

昔はラジオ局で推し曲、いわゆる「パワープレー」みたいな曲に選ばれるのは、それはそれは大変な事でした。

レコード会社の宣伝の人が死に物狂いで動いてくれたのは勿論、
「パワープレー」に選ばれればそれこそ街中で歩いてても曲が耳に入って来てバカ売れしたもんです。

ホントにすごい時代でした。


「ラジオの楽しいところ」と言えば、普段の生活では絶対に会えない芸能人の方に会える事です。

先週は稲葉友さん、山本彩さんにお会いしました。

恥ずかしながらおじさんはテレビをあまりチェックしていないので存じ上げていないことが多いんです。

稲葉さんは「めちゃくちゃ男前だなぁ〜」なんてウットリ眺めていたら
「仮面ライダードライブ」で知名度を上げた今イケイケの俳優さんでした。

どうりで。

またお兄ちゃんの影響でケツメイシを小さい頃から聞いていたらしく、


「昔からファンです!」


なんて言ってくれちゃってね。

おじさんは嬉しいZE!

稲葉さんのtwitterもフォローしたから今後の彼の動きにも注目しています。

今後、彼が出演するドラマなどをチェックし、
そしていずれ彼が日本中の誰もが知るビッグな俳優になった時に私、言うんです。


「稲葉くんは俺が育てた。」と、


(↑ラジオで1回会っただけ)、、、


皆さんは「山本彩さん」をご存知ですよね?

あのNMB48の元キャプテン。

「随分と顔が整ってるなぁ。」なんて思って、
どんな方なのかと収録が終わってヤホーで調べたら国民的アイドルだと分かって震えましたよ。

おじさんになって若者、特に女子の顔の見分けがつかなくなり、


「ねぇ、この人(土屋太鳳氏)と、さっき出てたあの人(広瀬アリス氏)って同じ人だよね?
 なんか雰囲気違くない?」


なんて娘に聞いたら


「全然ちげーよ!アホか!」


と言われ、注意深く観察するようになって違いが分かる男になったんです。


「お名前は彩(あや)と書いて彩(さやか)って読むんですねぇ。素敵なお名前ですね。」


なんてトンチンカンなことを言ってしまったり、


「長く続けるにはどうすれば良いんですか?」


なんて聞かれて、偉そうにおじさんたちの意見を述べてしまったり、本当に失礼なことをしてしまいました。

申し訳ございません!

家に戻ってテレビを注意深く見てみると、CMやら何やら出てるわ出てるわ。

もう完全に「顔認識」しましたから、近所のおじさんたちにもマウントを取って説明したいと思います。

彼女は御自身で曲も詞も書き、ギターも上手。

かたや私と言えばギターも弾けない。

山本彩>>>>>>>>田中亮です。

真面目で一生懸命な人柄が話していても伝わりましたし、ソロになった今も
未だにアイドルとして世間に見られてしまうのが本人的には辛いんじゃないでしょうか(←想像で言うな!)。

男性より女性の方が年齢の壁というものがシビアですが、
アイドルとして認知されてきたのが、あの真面目さとひたむきさで今後、本格派シンガーソングライターとなり、
さらに飛躍されるはずです(←全然売れてないお前が言うなよ!!(国民の声))。

一言言うならば「真面目過ぎる」のがおじさん的には心配ポイントです。

自分を追い込まないように気楽にやって頂きたいです。


と言うわけで、今週はラジオ周りのお話をさせて頂きました。

早くコロナが収まって、新しいアルバムでも出して、我々も全国のラジオ局をまた回らせて頂きたいです。

そんな遠い未来をニヤけ顔で想像しつつまた来週!!!

では!!!!!!