涙でリールが見えない RYO from ケツメイシ

2020.09.08

 こんな日が来るとは思いませんでした。先程、娘の助手席に乗り初ドライブ!

そうです。長女が運転免許証を取ったのです。

ヨメには「娘には絶対運転させんな!」なんて言われていたのですが、やはり経験という宝は現場にしか転がっていません。

ヨメがお昼寝を始めた隙に「別にぶつけても良いから思いっきりいけ。」とコッソリ出発!!

 教習所の卒業記念にもらった「キティちゃん」の初心者マークを車の前後に「ペタっ」。

本日の課題は、「近所のマクドナルドのドライブスルーに行って帰ってくる」です。

入り組んだ路地に建つ我が家。路地を脱出するだけでも一苦労。。

「ヘイ!ヘイヘーイーー!!車幅、車幅ー!シャハバァー!!!左をよく見ろ!」(私)

「(うちの車が)教習所のよりデカすぎる。。こぇ〜。。」(娘)

近所の民家周りをドライブ。お、おせぇ。。アクセルはほぼ踏まず、クリーピングで進んでる状態。

「ヘイ!ウインカー出せ!!」(私)

「ワイパー」が動きズッコケる。若干高級な私の車のウインカーは左レバーだ。

じいさんばあさんが多い近所。フラフラなチャリンコには要注意だ。一時停止じゃない交差点も最徐行。

最近チビッコの間で流行っているあのスケボーみたいなグニャグニャ動くヤツがいきなり出てくるからだ。

コワい。。低速ではあるものの、ジェットコースターよりもスリリング。

ただならぬ雰囲気を感じた私の膝の上の犬も小刻みに震えている。

それにしてもおせー。私と次女のマラソンくらいのスピードだ。

いよいよ左折して「国道1号」という3車線のメガストリートにでる。

「国道に出たらセンターに出ろ!」(私)

3車線の真ん中に出た娘。。た、確かにセンターだ。

「違う、違う、道路全体のセンター。つまり一番右車線に出てくれ!!」(私)

都会のストリートは厳しい。ノロノロの運転ではなかなか右車線に入れてくれない。

3台、4台と過ぎたところで、「キティちゃん」の初心者マークが効いたのか譲ってもらう。サンキュー!!

 デカい交差点の先頭でまた右折だ。この信号は「右矢印」の無い上級者レヴェル。キンチョーするぜー!!

「青信号では対向車が途切れないから、黄色になって対向車が途切れたところで一気にゴー!!、、、待てー!!

右手前の歩行者!ギリギリ赤になって横断歩道を走ってくるヤツがいるからな、気を付けろー!!」

運転席の娘を見ると汗びっしょり。

その後もコ○プの集積所の前でトラックが何台も停まっていて、片車線が20メートルくらい塞がっているE難度のコース。

遥か向こうから来る対向車が見え辛い。

「対向車が来たら先に止まるっ!!」(私)

「ハイッ!」(娘)

何とかマクドナルドに到着。

ドライブスルーがまた狭い。あの喋りかける機械とサイドミラーの距離は2㎝。

「月見バーガー2つお願いしまーす!」

任務完了!!

「もう疲れたぁ〜。。」

と言う娘と運転交代。

全く攻めることを忘れたアラフィフ中年の安心安全なドライビングテクを見せながら家路に着く。

狭い路地の中にあるうちの駐車場に停めるにはテクがいるのだ。

「こっちから入ってな、一旦左に曲がってからバックするの。分かった??」(私)

「はーい!」(娘)

「ゴリっ。」

「えっ?!」(娘)

右前輪ホイールが意地悪な場所にある庭石に当たったようだ。。バンパーとかじゃなくて良かった。

ワシも緊張感が緩んだのかもね。

恐ろしくて患部は、、、まだ確認していない。

まあ、そんなわけで私と違って娘はだいぶ慎重派なので大丈夫そうだ。

でも運転は慣れてからが一番危ないんだ。

 自分が死ぬのは勝手だが、人だけは轢かないでもらいたい。

もっともっと練習して、私が飲みに出た時のお迎えをしてもらえるレヴェルにまで上達してもらいたい。

その日が楽しみだな。ふふふ。


そんな感じでまた来週!!!!