涙でリールが見えない RYO from ケツメイシ

2020.06.02

 緊急事態宣言解除後の皆さん、通勤、通学は始まりましたでしょうか?

久しぶりのムカつく上司や先生、湿度90%超えのムレムレの通勤電車、校長先生のダルくて長いお話、

あれだけイヤだったものが、どこか懐かしく、また何だか微笑ましく、なんか、、悪くねぇな。

みたいに感じているのではないでしょうか?嫌な事が続くと、今まで何でも無かったちょっとした事が幸せに感じたりするもんです。

この前、久々に店でラーメン食ったら、もう全身の末端の毛細血管からそれを構成する細胞までスタンディングオベーションしてるのが分かりました。

週5で食ってたらあの感動はありません!結局、最低、最悪の日々の積み重ねは「最高の日」をより輝かせる為にあるって事なんじゃないでしょうか。

それでもまだ私、「飲み」には街に繰り出してはおりません。

来週あたり立ち飲み屋(ステップ1)あたりから現場復帰して→スナック、ピンパブカラオケ(ステップ2)→ローションプレー(ステップ3)と、

東京都のロードマップと歩調を合わせながら、何より「移さない、移らない」をモットーに独自の良識と見解を持って行動していきたいと思います!

相変わらず仕事は何もしていません。自分は「何のために曲を作っているのか?」と考えてみると、もう今となっては趣味で歌詞を書くほど好きでも無いですし、

それは仕事だし、結局はやっぱり自分が好きなライブをする為に曲を作っていたんだなということが分かりました。

そのライブが決まらない。コレはホントに困ったもんです。

引退間近のスポーツ選手が貴重な晩年の1年を奪われているような感じです(笑)。10代20代の1年とアラフィフの1年は重みが違うんです!

「久保建英選手とキング・カズ」、「佐々木郎希選手と福留孝介選手」の1年ではその中身が全然違うんです!

我々はショボ過ぎて比べるレベルがアレですがホントそうですよ。

 近所の後輩の話をすると、ヤツらは20代後半と30代前半。ライブをできるだけこなして家賃、光熱費、日銭を稼ぐのが常。

ヤツらも貴重な収入源を断たれました。先日オンラインライブみたいなのをやっていたので、初めて覗いてみました。

なんかハートとかプレゼントボックスみたいなマークをクリッククリックすると、ふわふわふわっとそれが画面上に上っていきます。

いわゆる「投げ銭」みたいなシステムです。私も試しに6100円分購入し、クリッククリックを高橋名人もビックリの16連射!!

約3秒で6100円が無くなりました。

「何だコレ!クソたけーなぁ!とんだボッタクリだぜ!」

おじさんなのでシステムがよく分からない為、後で本人達に聞いたところ、そのうちの2,3割しか本人たちには入って来ないらしいのですが、

それでも誰でも簡単に始められて、こういう場を簡単に作れる「オンラインライブは凄い」と言ってました。

おじさん的には「路上でやった方がいいんじゃないの?」と思ってしまうのですが。。

まあ、それは私がおじさんだからでしょう。

そんなヤツらが、2年前に「割ったほうが家賃が安い」と私の近所で始めた一軒家共同生活も契約満了。全員が引越しを余儀なくされます。

昨晩、ビール1ケースを持って「お世話になりました」と挨拶に来てくれました。あの住みだした2年前、

「2年後には一軒家かせいぜいタワマン位買ってるだろ?」(私)

「そうですねぇ〜。結婚して家族で犬の散歩とかしてたいですねぇ〜。」

なんて夢を語っていましたが、やはり現実はそんなに甘くは無い。2年の過ごし方が悪かったのか、運がなかったのか、

単純に努力が足りなかったのか、それにしても2年はあっという間でした。

「今年こそ」「今年こそ」で、ちょっとずつ兆しが見えてきた矢先のコロナ。やはり運が無いのかもしれません。

先日、メンバーの一人とZOOMで話すと背後にはUberEatsのリュックが。

「お、始めたの?!脚力も鍛えられるしいいよな!」(私)

なんて言ったものの、そうは言ったものの、早く状況が落ち着いてライブで稼げるようになって欲しいです。

メンバーの一人は管理会社の審査に落ちまくってなかなか転居先が決まりません。

「家決まるまで俺んち住んでもいいよ!」

と言ってはいるのですが、「りょーさんにこれ以上世話になるわけにはいきません!」と固辞。

「それなら駐車場空いてるからテント張って住んでいいよ!」

とも言っているのですが、とりあえず最後の審査の結果を待ち中です。「審査の結果」=「合格発表」

と我々は呼んでいるのですが、今日明日中には結果が出るらしいので、

「受かったか?」(私)

「まだです!」

「受かったか?」(私)

「まだです!!」

のやり取りを継続中。コロナで振り回された人生がいくつもあるんだろうな。後で爆笑できるよう、

「あ〜そう言えばそんな事ありましたねぇ〜」

なんて、後で笑って話ができるよう、カラ笑いで上を向いて生きて欲しいです。なんて私も人の心配してる場合ではありません。

モチベーションの維持がカギです。このままいくとヤバい。時の流れに身を任せ、追い風が吹いた瞬間飛び込みます。

それでは皆さん、引き続き緊張感ピンコ勃ちでいきましょう!!

では!!!