2020.04.14
新型コロナウイルスで療養中のメンバー亮二も順調に回復中です。先日の検査で1回陰性が出たようで、次の検査でもう1回陰性が出れば晴れてシャバに出れます。本当に良かったです。
身体はもちろんですが、それよりも精神的にやられる病なようなので引き続き静かに見守ってあげてください。
いずれツアーで全員揃って元気な姿を見せたいと思いますので宜しくお願いします!
まだまだ周りには苦しんでいたり、大変な状況の方々もいらっしゃるので、この喜びと安堵感は密かに噛み締めたいと思います。
ここまで罹患者が増えてしまうとなかなか検査も入院も出来ませんから、とにかくできる人は可能な限り家でじっとしていましょう!
平和だった近所のコンビニもスーパーにも、ついにレジの前にアクリル板が設置され、いよいよ大変なところまでキテるなと感じてます。
働いてくれている皆さんには本当に感謝しかありません。高校の同級生の医者のヤツらも相当疲弊しています。本当に大変な仕事です。
何も出来ない自分が歯痒いけど今はただじっとしているしかありません。色んな歌手の人がなんとかチャレンジとか言って曲繋いでいますけど、あんなの私は正直やる気にもなれませんよ。
元々ネクラだし、心に余裕が無いってことだな。。
そんな感じで心に余裕が無いものだから、物事を深刻に考えるようになっちゃいました。近所の飲み仲間のおじさんからのメールの話。
このお方は現在、18歳、15歳、そしてまさかの2歳の子供たちがいる3児のパパ。丸の内の高級中華料理屋で働く店長さんです。
その現在2歳のお子さんの着床報告を受けた際(つまり13年ぶりの子供)、
「◯◯さん、、ホントにおめでとうでいいんですか??だってその子が成人になる時、◯◯さんほぼ70歳ですよ。ホント大丈夫なんですか!!??」
と聞いたら、満面の笑顔で、、
「、、(ニヤリ)何言ってんすかりょーさん!家族が一人増えるんですよ。こんなに嬉しいことはありませんよ。」と言ってのけたナイスガイです。
私だったら今後の生活とか考えて狼狽えることでしょう。自分の小ささが恥ずかしくなった瞬間でした。
その◯◯さんからメールが(長文になります)、
「りょーさん、実は家族が増える話なんですけど、、去年の夏くらいから(自分の店に)よく餃子を食べに来るお客さんと仕事帰りにバッタリ会ったんです。
そしたら彼女かなり酔っ払ってて、一緒に飲みに行ったあと彼女の家に誘われたてつい、、、ズルズルとまではいかなかったんですが、月一くらいで泊めてもらっていたんです。
そしたら一昨日、突然、『生理がこない。。』なんて、、
しかも『派遣で働いててこの不景気で3月一杯仕事もなくなり家賃も払えなくなる。。』と言われて、、、観念して家内に正直に打ち明けたんです。
家内も最初はわめき散らして泣きじゃくって、部屋に閉じこもられて、、自分のしたことだけど、もうどうすんだよって、、、ヤバい以外考えられなくなって、、、
そしたらしばらくしたら家内が出てきて、、
コレは離婚の話だなって覚悟決めて顔上げたら、
『行くとこもなくて、、でもお腹の子はあなたの子なんだから、しばらくうちに居ればいいじゃない、、22歳って若すぎるけど◯花(長女)のお姉ちゃんみたいだし、
愛◯(2歳)の兄弟も出来るし、イヤだけど、本当にイヤだけどお腹の子には罪はないし。。落ち着いたらしっかり話しましょう。』
ということになりました。まずはご報告まで。」
と、そんなメールが。
、、、、、、、、、、、
おめーーーー!!!重い〜〜〜〜ーよ!!!
マジかよ。。すげーなぁ。でもあの奥さんならあり得るな。いやぁ、、、でもこんな重いメール送られてもな、、、なんて返事すりゃいいんだ。
30分ほど悩んだ挙句、とりあえずメールを返信。
「◯◯さん、蒲田のビックダディーですね!!
さらに0歳児とは頭が下がります。それにしても奥さんのキモが座っててスゴいです。でもこれからの道のりは相当長く険しいものになりますね。
「ホントにおめでとうでいいんですか?」「何言ってんすかりょーさん!家族が一人増えるんですよ!」のやり取りが本当に出来るのか後日面談です!!
どうであれ〇〇さんの決断を応援し見守ります♪」
なんて深刻ぶったメールを返信。
全く返事はありません。
夜遅く、
「あ、先ほど私が送った文章ですが、冒頭に『家族のドタバタ物語を書きました。ちょっと読んでみて下さい!』の一文が抜けておりました。お詫びして訂正します。」とメールが来ました。
ふとテレビの上のカレンダーを見ると、4月1日。。。。
あ、エプリルフールか!!!
やられたze!!くそー!!
◯◯さんのモテ具合と普段の奥さんのあの感じなら十分あり得る話だと勝手に信じ込んでしまったんです。
こんな状況ですからエプリルフールなんて完全に忘れていましたよ。
そう。結局、心に「余裕と笑い」が無かったんです。やられました。
そんなわけですが、こんな大変な時期だからこそ「心に少しの余裕とささやかな笑い」を忘れずに生きていきましょう!!
ではまた!!!!!