涙でリールが見えない RYO from ケツメイシ

2019.07.16

 ツアーも終わり久々にのんびりした週末を送りました。毎週「甘えんボーイズ」として全国の「熟キャバ」で甘え倒してきましたから、

今は「甘えん坊チャージ」もすっかりゼロ。巨大な抱き枕をアマゾンで購入して添い寝してみたり、ソファで一緒にテレビを見たりしていますが、

やはり生身の人間の温もりがないとチャージは出来ないようですね。ちゃんと温もりのある最新のダッチワイフの購入も検討しなければなりません!


 アレだけ盛り上がった「甘えんボーイズ」ですから、最後の打ち上げでは「『甘えん坊アンセム』作ろうぜ!」って話にもなりましたよ。

俺とファルコでラップしてツボがギターでベーストラック作って、ヒ○シはダンサーで、レコード会社Y氏は宣伝兼ダンサー(これから習う)で。

 ミュージックビデオのイメージは大体出来てます。最初はモチロン子守唄のような優しいイントロから「赤ちゃんのエコー写真」のアップで入り、

続いて3歳児(子役が必要)が河原でママに膝枕されている。

そこからは静止画で「泣きじゃくる顔」「おむすびを口につけてる顔」「お遊戯会&かけっこ」の写真→再び河原に戻り「膝枕のアップ」から

ドローンで急上昇→場面はヒ○シ演じる高校生が「ウルセェーなババア!!」と反抗期を迎えた時代に。

バイクの窃盗、校内暴力にド○ッグ&S○X。荒みきったヒ○シに

「どうしちゃったのヒ○シ!?私には、、私には、、アナタが分からない。。。」

と泣きじゃくるママ。「うるせー!!」と家を飛び出して行ったヒ○シが突然の頭痛でうずくまります。

するとあの時の河原が出てきて膝枕の記憶が蘇る→またドローン→今の時代に。熟キャバで甘えるおじさんたち→子宮帰り(技の名前、以前のコラム参照)

→また「赤ちゃんのエコー写真」に。優しいアウトロで終わる。う〜ん、イメージは出来た。

「宣伝はどうしましょう?」

とはレコード会社勤務、甘えんボーイズのエースY氏。

「吉田○さんの酒場放浪紀みたいなテイストで熟キャバを回る番組をBSで作って主題歌にしますか?」(Y氏)

「う〜ん、なんか真っ直ぐな甘えん坊の一面よりイヤラシイ中年の悪ふざけみたいになっちゃいそうで、ちょっとメディアは怖いんだよね。」(私)

「分かりました!曲調を『みんなの歌』みたいに皆んなが口ずさめるようなものにして、全国の幼稚園、保育園をプロモーションで回るのはどうでしょう?」(Y氏)

「それいいね!やっぱ手売りが基本だよ。」(私)

「でもりょうさん、やっぱりテレビに出て欲しいです。。NHK教育テレビ3チャンネル。どうでしょう?」(Y氏)

「まさか?!」(私)

「そうです。ご察しの通り『おかあさんといっしょ』です!!りょうさんに出ていただきたいのは、、、」(Y氏)

「はみがきじょうずかな(笑)!!」(一同)

「くちゅくちゅ♫しゅわしゅわ♫ しあげは おかーあさーんのとこで、熟女に出てもらいます。」(Y氏)

「なるほど、それで行こう!!『パジャマでおじゃま』はヒ○シ対応でイケるしね!」(私)

「間違いないです!!」(Y氏)

「でもなぁ、、テレビかぁ。。体操のお兄さんみたいにヤングママ層に支持されるようになっても困っちゃうしなぁ。。。一旦、持ち帰らせてもらってもいい??」

と、話はここで止まっています。


 そんな妄想は置いといて、とにかく今はツアーが終わった安心感と虚脱感でグッタリしています。一緒に回ってくれたスタッフさんやダンサーさんも皆んな同じ気持ちのようでした。
「今年も最高のツアーありがとうございました!そしてお疲れ様でした!!毎回ですがりょうさんに沢山お世話になり貴重な楽しい時間でした。

本当にありがとうございます!色々な思い出がありますが、一番はメンバーさんの背中を見て、自分ももっとぶちかまして踊りたいという思いが強くなり、

これからもっと精進して頑張っていきます!本当にありがとうございます!」的な嬉しいメールがダンサーからも沢山きてね。「あーあ終わったな。。」なんてしんみりしてしまうのです。

 でもここからがまた次に向けてのスタート。明日もレコーディングがある。悩みながら歌詞を書いている。

正直、「こんな生活がいつまで続くのかな。。」なんて思うこともあるけど、仕事があるだけ幸せだよね。また頑張ろう。

そんな訳でまた来週!!!

素晴らしい1週間を!!!