涙でリールが見えない RYO from ケツメイシ

2019.06.11

 広島より戻りました!最近じゃ我々のライブにもチビっ子が増えてきました。15年位前のドンピシャ世代が結婚し父となり母となり、
少しずつ子供も大きくなり「やっと家族でいけるね!」なんて来てくださっていることなのでしょう。とてもありがたい話です。

ただ気になるのは最近物凄い小さい子が最前列とかにもいて、やっぱりウルサイのか「しかめっ面」で耳とか塞いでて、しまいには疲れ果てて爆睡している姿を見ると、

「この子は『ちびまる子ちゃん』も『サザエさん』も諦めて無理やり親に付き合わされて来てるんだろうなぁ。。」

なんて思うと不憫でなりません。耳だけは気を付けて欲しいです!急性音響性聴器障害もないとは言えません。
コレばかりはその人様の家庭の事情とか方針によるものなので、私からはなんとも言えません。
そんな私も20年前、生後4ヶ月の娘を連れて爆音のクラブでラップしてましたから。赤ん坊を見てくれる人が居ないとなると連れて行かなきゃならなかったんです。。
その時はスヤスヤ寝てましたけど本人にしたら迷惑な話です。その耳鳴りの後遺症が出たのか、20年後、無事に大学を留年しました。。
先日、音響の方に「耳を休ませてね!」なんて言われて「音楽を邪魔せずボリュームを抑える『ライブ専用』

イヤープラグ」っていう耳栓みたいなのを貰ったんですが、こういうのを使うのもアリですね!!安全に楽しんでいただけたら幸いです。

 そんなわけでツアーも後半戦に入りましたが、疲れや酒の抜けが10年前とは明らかに違い、とてもしんどいです。
去年くらいから老眼が出てきたんですが、やはりちょうど人生折り返しの45歳という、「みうらじゅん氏」言うところの「リバーシブル世代」から体には様々な問題が出てくるように感じます。

「はぁ、、疲れた。疲れた。。」ならば「休息or癒し?」。コレは勿論「癒し」でしょう!ということで、お待ったせいたしました!!
全国20万人の「甘えんボーイズファン」の皆様、「甘えん坊ニュースネットワーク(ANN)」のお時間です!!

もうさすがに説明が面倒なので以前のコラムをチェックしていただきたいのですが、「甘えんボーイズ」とは「子供には無視され、
ヨメには虐げられた家庭に居場所のない中年男性が甘えと癒しを求め、熟女パブを視察する団体」です。当初は私と11歳年上のヨメを持つエースY氏のみでの発足でしたが、
毎週全国各地の熟女クラブでのテストマッチ、体験乳部、入熟テストを経て、ついにボーイズは過去最大の4名の大所帯となりました。
あと一人加われば団体戦に参加できますので今週は積極的なスカウティング週間です。

まず私とY氏がかねてから目をつけていたファ⚪︎コ氏。彼はツアーで舞台周りを担当していてとても忙しく、入り日は設営、帰り日前日はバラしがある為、
2daysライブの中日しか活動に参加できません。仕事もよく頑張っていて「癒し」が必要なのでは?と思っていたと同時に、何気ない瞬間にふとに見せる表情に
「甘えん坊のセンス」を感じずにいられませんでした。

面談をしてみるとホレ見たことか!「ヨメは8歳上の赤ん坊が生まれたてで『甘えん坊チャージ』が不足気味&コレから家族を食わしていく為に死に物狂いで働くぞ!という気負い」
が感じられました。読み通りボーイズが今一番欲しい人材です。いざ現場の熟女クラブに潜入してみるとスーッとおばさんの方にもたれかかるスタイルは乱雑な甘えん坊とは一線を画し、
優美で光沢すら感じられるほど滑らかでした。うっとり見ていた私は、彼のその技(というか自然に出ていたのですが)をつい「ベルベット甘え」と命名してしまいました。
この時点で彼の正規メンバー承認が決まりました!体験乳熟日から即A代表入りは、今一番勢いのあるダンサーヒ⚪︎シですら成し得なかった偉業です!
ついに、、ついに先鋒、次鋒、中堅、副将、大将が揃い、団体戦出場も可能となったわけです。

 その翌日A代表も揃ったということで、「甘えんボーイズ」の「啓蒙活動」というかゆるい「乳熟テスト」を兼ねた試合がありました。
この日は体験で大道具の大ボスS氏、トランポの大ボスK氏が参戦。普段から50名以上の部下を従える彼らは、

「甘えてる姿なんてとても部下たちには見せられないよ!!勘弁してくれよぉ〜!」

という肩肘を張って人生を歩んできたタイプ。実はそんな人たちにこそ、ボーイズの活動を知ってもらいたいんです!!

「甘えん坊」には大きく分けて2種類のタイプが存在します。1つ目は奥さんとかもバリバリ年上で「理想のタイプはお母さん!」と躊躇無く言ってしまうタイプの
「先天性甘えん坊(ペタジーニ型)」と2つ目は肩肘張って周りには弱みを見せないのですが、一度自分の中に潜んでいた甘えん坊に気付いてしまうと後戻りはできない
「後天性甘えん坊(スイーツ型)」が存在するのです。

スィーツ型のお二人はやはり「ちょっとどうかな。。」(S氏)とか「いやぁ、、甘えられないですよぉ〜〜。」(K氏)とモジモジした小康状態が続きます。
その目の前で、大きなおばさん二人に囲まれた私はうっとりした目で「二人の肩にもたれかかるのを行ったり来たりする」=「振り子打法」を発動、
横ではエースY氏がD難度の「子宮帰り(膝枕)」、伸び盛りのダンサーヒ⚪︎シが私の得意技「泣き」で対抗です。コレぞ団体戦の醍醐味!!!

コレによって試合の流れを引き寄せることができたのか、スイーツ型甘えん坊、大道具ボスS氏もシワシワのおばさんにポッキーを「ア〜ン」されるまでの大躍進!!
いいぞ!いいぞ!!Sさん!!その横のKさんを見ると「やっぱり照れますね。。」とまだモジモジしています(1時間経過)。

「Kさん、照れるような相手ではないじゃないですか!!思い出してください!あのなんの躊躇もなくママに抱きついていた幼少時代を!!」(私)

「いやぁ恥ずかしい。。。」(K氏)

、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、

さらに1時間経過、店が閉店になるというノーサイドの笛が鳴りそうなまさにその瞬間、ついにK氏の頭が隣のおばさんの肩に着地しました。。。
難攻不落の要塞がガラガラと音を立てて崩れる瞬間です!

「おいツボ(マネージャー兼ANN通信記者)!!撮ったかーー!!??」(私)

「撮りました!!バッチリ抑えました!スクープです!!!」(ツボ)

ついにボーイズの活動が外部にも浸透したことを実感した瞬間でした。反省会で記者が写真の選定を行なっていると、K氏からは

「あと1時間あればもっと甘えられたかもしれないです。。」

と嬉しいお言葉が。

「甘えんボーイズ」フル代表が揃い、体験乳熟の皆にもその「甘え」の「本当の意味」とその「リラックス効果」も伝わったようで本当に楽しい夜となりました。
ツアーを通じでボーイズ活動を約3ヶ月続けて参りましたが、ついにその完成形を見た広島の夜でした。
多分私の今の熱量は私の拙い文章では読書の皆さんには伝わっていないかもしれません。でもそれくらい楽しい夜だったんですよ。
ということで伝わりきらなかったかもしれませんがまた来週!!!!!!

追伸 ANN通信ツボ記者から、S氏、K氏は社会的身分の高い人ですから、写真は限定公開の為、
取扱注意でお願いします!と連絡が。。(笑)