涙でリールが見えない RYO from ケツメイシ

2019.05.14

 引き続き全国ツアー中、愛媛より戻りました。1日2杯のラーメンと大量飲酒でもうお尻の穴がボロボロ。コレで3月から始まったツアーもやっと折り返し。
「もう半分か!」と捉えるのか「まだ半分なのかぁ。。」と捉えるのかは気持ち次第。。。


、、、、、、、、、、クソ〜〜。まだ半分なのかぁ。。。



5月病かしらね。。

愛媛で朝散歩してたらいきなり話しかけられて「写真撮ってくれ!」とか言われたり、「今日見にいきます!頑張ってね!」なんて言われたり、そんなことは普段は滅多無
いからビックリです。有難い話なんですが、私のあまりのテンションの低さに皆さんビックリされたことと思います。そうです。私、普段めちゃめちゃ暗いんです。
声もボソボソ小さいですし。ライブとか見ている人は、私のことをとんでもない「ひょうきん者」と思われて「イェー!」って話しかけて来られるのですが、
上手に対応できなくて、もしイメージを崩しちゃっていたらゴメンなさいね。



 そんな訳で、愛媛では引き続き、ライブと合わせて「甘えんボーイズ*」の活動をしておりました
(*子供には無視され、ヨメには虐げられた家庭に居場所のない中年男性が甘えと癒しを求め、「熟女パブ」を視察する団体)。
今、正式な部員は生粋の甘えん坊であり絶対的エースのY氏と私の2名、そして仮入部中でありながら記者も兼任しているT氏が1名の計3名。

記者というのはモチロン「ANN通信」の記者です。「ANN通信」というのは「甘えん坊 ニュース ネットワーク」の略であり、
その日に行った「熟女パブ」の総評、「甘えんぼフォーメーション」の確認と反省、今後の「傾向と対策」が、
後日「甘えんボーイズ」のグループラインに送られてくるという、極めてミニマムなニュースチャンネルです。

ボーイズの活動初日は⚪︎⚪︎さんに入店。ココは本熟のハズレ店。各地を回ってきましたが、還暦手前の嬢たちが疲れた感じでお相手をしてくれます。
ボーイズの活動理念は常に「一つでも相手の良いところを見つける」をモットーとして活動しています。ですので「髪の毛が綺麗ですね。」とか「物凄いセクシーですね。」などと
「甘え」を捨てて「盛り上げ役」にまわるのですが、ココの嬢たちは、「私なんて『どうせ』ババアだから。」

とか

「『だって』もう女として終わっているから。」

などと、マイナスな発言しかされません。「でも」、「だって」、「どうせ」、コレを3D(サンデー)と呼ぶらしいのですが、言っている側も聞かされる側も、
これほどネガティブにさせるワードがあるのでしょうか?ネガティブな発言をしていても、その人生が今後明るくなるとは到底思えません。
「人の振り見て我が振り直せ」じゃないですけど、私も普段の生活で「でも」や「だって」の使い方には気を付けなければいけないと強く感じましたね。

1人の嬢は以前働いていたお店で「熟女大好き芸人」を売りにしている方を接客したことがあるそうなのですが、あれだけ「熟女好き」をアピールしているにも関わらず、
次々に席に着いた嬢をチェンジ。最終的に「一番若いピチピチを指名したのYO!」と恨めしそうに言ってました。。
まあホントかどうかは分かりませんが、ボーイズとしては尊敬の念を抱いていたので思わず「⚪︎ャ⚪︎ーン!」って叫んでしまいましたよ。
でも恐らく「熟度」の問題ではなく、この嬢自身の「人の悪口をペラペラと我々に話してしまう」そういうところが問題なのでしょう。
ワンセットで退店。

「全く記事になりませんね。。」(記者T氏)

2日目のライブも無事終わり、打ち上げ。皆に酔いが回りワチャワチャし始めたところで、「甘えんボーイズ」エースY氏が私にアイコンタクト。
「行くか!」と私も目でレスポンス。部員が少ないので、普段から素質がありそうなダンサー「ひ⚪︎し」をこっそり体験入部として誘う。
抜け出そうとしたところ、それを見ていたダンサータケが「あれ、りょーさんどこ行くんですか?」と気付いてしまい合流。
さらにそれを見たDJ河野氏が「甘えんボーイズ行くんすか?俺も行きたい!」とさらに人数か増えてしまう。

「君は基本オラオラ系だから、『甘えんボーイズ』には入れられないよ。ダメダメ!」(私)

と言ったものの、

「ANN通信の編集長として客観的に見たいので参加させてください!」(河野)

というので渋々認める。打ち上げを抜けて1時間だけボーイズ活動。私、Y氏、記者T、ダンサーひ⚪︎し、タケ、急遽編集長となった河野氏の計6名。
「生粋の甘えん坊」Y氏が前日一人で現地調査を済ませていたという店に入店。

私は見逃しませんでした。一回り以上年上の熟女を見るや「マジで。。」という表情を浮かべるダンサータケの顔を。。
彼にはボーイズの素質はありません!それに対してダンサーひ⚪︎しは良い笑顔。甘えん坊の素質アリです。記者がANN用の写真を撮り始めると実にいい表情。
巻頭一面を取られそうになって危機感を覚えた私は、秘技「泣き」を見せます。

「うぅ〜、、こんなにがんばっているのにぃ、、、うちじゃ誰もホメてくれないんだぁ、、シク、、シクッ、、こんなにがんばってるのに〜、、うえぇーん(泣き)!!!」(私)

コレには隣のおばさんも

「あらららら、、どーちたのボク?」

と、頭をなでなでしてくれます。形勢逆転。記者TもANNカメラを回します。危ない危ない。仮入部の新人ひ⚪︎しに巻頭一面取られるところでしたよ。
特別編集長河野氏もゲラゲラ笑っています。記者が写真を撮っていると、河野氏が新たなことに気付きました。

「分かった!!なんでいい写真が撮れてないのか。寄りかかる時に男性の方の頭が上にあると甘えさせているように見えちゃうんですよ。女性の人の方の頭が上じゃないと。」(河野氏)

「なるほど〜!!」(一同)

早速、男性の頭が下に来るようにして撮影→確認。

「う〜ん!!確かに!!!!」(一同)


「いい写真撮れたな。明日のANN通信期待してください!!」

と記者Tこと新人マネージャー、ツボ氏。

1時間タップリ甘えて、打ち上げ会場に戻ると、

「あれ、なんかりょーさん優しい目してますね。」とか、「Y君なにニヤけてるの?」

なんて言われちゃったりして、すっかり「甘えん坊チャージ」がフル充電になっていた模様。


それにしても特別編集長の河野氏の意見は役立ったね。たまには「甘えんボーイズ」に新し
い血を入れることも必要なようです。そんな訳で我々の活動はまだまだ続く。。。


羽田に着き、京急蒲田へ歩いているとメールが。見ると題名は「ANN通信 号外」と書いてある。どうした?と思い見ると本来記者ではないY氏からのメールが。
昨晩行ったお店のホームページが添付されており、ブログで私の「泣き」を優しく慰めてくれたおばさまが「ボーイズに対するお礼と凄い楽しいお客様たちでした。」的なことが書いてありました。

「ANNだけではなく外部の記事に載ってしまうとは、、、『甘えんボーイズ』も活動が評価されてきたね!」とY氏に返信。

まあ、、こんな感じでツアー回ってます。こんなおじさんたちですが引き続き宜しくお願いします!!

それではまた来週!!!!!!!