ここ最近の暴年会続きで体中の穴という穴からお汁がダダ漏れ。午前中は酒が抜けず、寝込んでいることが多いです。

「ママぁー、、、ワラ〜、ワラ〜（water）、、、み、水ぅ〜〜！！」

なんてヨメにヘルプを求めても、、

「アンタの明け方のマーライオンで目が覚めたわ。ホントいい加減にしてよね。地獄に落ちろ！！」

なんて言われ、2日間死んでおりました。「沈黙の臓器」と言われる肝臓ですが、私には肝臓の「スクリーム&シャウト」が確実に聞こえています。最近じゃ同級生の親が亡くなったり喪中の葉書ばかり届きます。そういう話を身近に聞くと我々もそろそろ身体を労わって生活しなければいけないなぁなんて柄にもなく考えているところです。


　小学校の同期の忘年会は毎年恒例「亮太郎（独身未婚46歳）のヨメを探す会 in蒲田」を兼ねています。もうワガママは言ってられない世代なのに、やれ「相手は30代前半までかな。」とか「日本人じゃないとヤダ。」とか「いきなりパパにはなれないよ。」とか寝ぼけたことばかり抜かしてます。いきなり街でナンパからのヨメ探しとかも20代ならアリですが、アラフィフには現実的ではありません。そうなると「蒲田で一番信頼できる呼び込み」こと「おっくん」に頼るしかありません（たぶんこの流れ何回も書いているような、、笑）。

「おっくん、結婚願望の強い30代前後のお嬢さんがいる店紹介して！ヨロシク！」（私）

「え、でも自分がご紹介できるのは日本人のお店になってしまいますが、りょーさんそれでも宜しいんですか？？」（おっくん）

「今日は特別なの。亮太郎のヨメを探す会だから。」（私）

「あーー、いつものヤツですね。ていうか、かれこれ3、4年位やってません？」

「そうなんだよ。。まだヨメが見つからなくてさ。今日こそヤツのヨメを見つけてみせるよ！」（私）

「かしこまりました！！」（おっくん）

通常は日比比（ニッピッピ）、日比比（ニッピッピ）、日比比比（ニッピッピ）、日比比（ニッピッピ）と三三七拍子のリズムを奏でながら、日本人の店、フィリピン人の店、フィリピン人の店と、「お小遣いが尽きるか日の出を迎えるか」まで順に回っていくのが「白金小流フォーメション」なのですが、今回のヨメ探しは本気なので、まさかの日日日（ニッヒッヒ）の「ニコニコフォーメーション」です。

1軒目は32歳から39歳までが選抜メンバーのプチ熟でご機嫌なお店。全員全力で亮太郎をサポート。ヤツがいかに心の優しい男で資産が豊富なのかを熱弁。

「ホントですかぁ？なんかベタ褒めで嘘くさいんですけど〜。」（プチ熟一同）

コレは我々が推しすぎました。ヤツのヨメ探しを焦るあまり、我々も前のめりになっていました。失敗。1軒目をでて吉野家で反省会。

「どうだった。」（私）

「いや、、悪くはないんだけど、、ちょっと結婚を考えるのは現実的ではないかなぁ。」（亮太郎）

「なんだとテメー！！じゃ次だ！」（我々）

2軒目。おっくんの言う通り、最近の蒲田は嬢の低年齢化が進み「落ち着いた会話をするにはお勧めではない」ということでしたが、まさにその通りでした。私の上の娘くらいの生娘が普通に働いています。「アラフィフあるある」なんですが「お父さんいくつ？」の質問には、

「44！」

「え、マジで！！俺らより若いじゃん！」

なんて会話が何度も繰り広げられます。すでに未婚の母の嬢もいたりして、皆んな逞ましいなぁなんて感心もしたり。それでもやっぱりまだまだ若く、

「マジウケる！！ちょーウケるんですけどぉ〜」的な会話に世代間のギャップを感じざるをえません。

2軒目を出て富士そばで反省会。

「どうだった？」

「1人気に入った娘がいたよ。話も結構合ったしね。」（亮太郎）

「おっ！それは良かったなぁ！で、連絡先は交換したの？」（私）

「え、してないよ。『また近いうちに来るから』って言って別れた。」（亮太郎）



、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、



「何やってんだYOーーーー！！」


今まで沈黙を守っていた北原くん（ギョロ目）が、きよし師匠よりも更に目ん玉をひん剥いてブチ切れます。

「もうダメだ。ダメダメダメ！！俺らがいくら応援したって、コイツが本気にならなきゃダメなんだよ。もう！いい加減この会、何年やってんだよ！！もう解散！！！本日をもちまして『亮太郎のヨメを探す会』の解散を宣言する！！！！！！」（北原くん）


、、、というわけで、数年続いたこのチームもついに解散です。最近は亮太郎のお父さんの調子も悪く、

「せめて親父に孫の顔を見せてやりたかった。。。」

なんて言葉が、頬に刺すような真冬の風を一層冷たく感じさせました。。亮太郎よ。これからは一人で頑張ってくれ！！次会うときは、

「俺の婚約者です。。」

なんて皆んなに紹介してくれよな。陰ながら応援してるよ。


という内輪ノリで今週もお届けしました。私の忘年会もあと3つ。なんでも「平成最後の〇〇」で許されるこの時期。楽しくいきましょう！

それではまた来週！！！！