涙でリールが見えない RYO from ケツメイシ

2018.07.24

 イニエスタ先輩が初めて覚えた日本語が「アツイ。。」だそうですが、ホントに最近暑いですね!最近の私もビシャビシャで「売れっ子風俗嬢」並みにシャワーを浴びる回数が増えています。部活は「水を飲んではいけないうさぎ跳び全盛世代」でしたから、昨年までは冷房もつけず汗ダラダラで寝ておりました。今年はいよいよ限界を感じ「根性論」を捨てて冷房全開、お腹ピーピーで寝ております。最近じゃニュースも最高気温更新情報ばかりですから、もう地球がぶっ壊れるのかもしれません。まだ7月です。熱中症には気をつけていきましょう!!各地の夏フェスで事故が起こりそうで本当に心配です。。行かれる方は気をつけて下さい!!!



 話は変わりますが、例えばゴリゴリのガングロギャルの字が異常なほど綺麗だったり、脳みそまで筋肉じゃないの?という体育会系男子が実は裁縫上手だったり、人間は見た目のギャップとか意外な特技にキュンとくるものです。

私の後輩にIMANISHI氏というラップが下手な男がいるのですが、彼は東京に出てくる前は介護老人保健施設で働いていたらしく、

「当時、老健介護施設『○田の里』のアイドルと言えばわたくし今西か栄養士のひろ子さんかっていう時代もあったんですよぉ〜!」(IMANISHI氏)

「ホントかよ〜。。今の仕事になんも活きてねーなぁ。」(私)

なんて話をしていたある日、明け方までボロクソに飲み、牛丼で締めようという話になったんです。そこにはいつもの近所の酔っ払いおじさん松○さんもいました。我々若手にいつも

「響17年入れちゃう〜?」(松○さん)

「お願いします!!いただきまーす!!」(一同)

と、気持ち良く奢ってくださる地元のシャンパン(響)おじさんであります。この松○さん、夜中は酔っていていつも記憶はなく、莫大な領収書を見ては「俺、昨日何した?(何飲んだの?)」と翌日聞いてくるカワイイおじさんです。

その松○さんと明け方に行った牛丼屋。いつも通りオーダーした直後、椅子に横たわっていびきをガーガー掻き始めました。手付かずの「特盛カレー牛ダブル」。。

「どうすんだよコレ?こんな重いの、、こんな明け方に、、もう食えねーよ。。」(私)

何ていう私を横目に自信満々のIMANISHI氏が松○さんの横にサッとつきました。松○さんの耳元に寄り、

「はーーい、松○さーん、訪問に来ましたIMANISHIでーす。さあ、起きましょうかね?」

ピクッと動く松○さん、

「先生に聞いたよぉ〜。リハビリとっつても頑張ってるらしいねぇ〜!はい。」(IMANISHI氏)

スプーンで牛丼を差し出すと完全に寝てるはずの松○さんがパクリ。

「おお〜!!」(我々)

「そういえば松○さんってあれ、どこ出身でしたっけ?」(IMANISHI氏)

「、、、、、、カリフォルニア。。」(松○さん)

「へぇ〜めちゃ凄いですやん。ホラ(目線を外し)はい。」(IMANISHI氏)

「パク。」

「ぎゃはははは!」(我々)

なんか会話をバーっとして不意にスプーンを差し出すとパクッと食べるんです。

「(求めてるのは)この人じゃない!!」(わがままを言いだす松○さん)

「何言ってますの?先週も来たよぉ〜IMANISHIは。ホ〜ラ!」

「パク。」

「ぎゃははは!」(我々)

この一連の流れ×10位で、なんと牛丼完食。でも松○さんは寝ている。

「じゃあ松○さん、また来週〜。来週の火曜日はお風呂入りましょうかねぇ〜!また来るからね〜!!」(IMANISHI氏)


と、締めもバッチリ!
このしむけんばりの「介護コント」に最初は我々も爆笑していましたが、IMANISHIの流れるような「食事補助スキル」にやがて我々は尊敬の念すら覚えてしまいました。あと2年音楽を頑張って結果が出なかったら、彼は大至急地元に戻って介護の職に復帰するべきでしょう。多くのご老人達に癒しと喜びを与えられるはずですから。

「お前やるなぁ〜。見直したわぁ〜。」(私)

「こんなのまだまだです。次はぜひ脱衣からの着衣も見てもらいたいっす。メインのおむつ替えのスキルを見せるタイミングは、、りょうさんに任せます!!」(IMANISHI氏)



人はそれぞれ意外な一面を持っている。そのギャップがあればあるほど人は魅力的。あなたの身近な人にもそんな人がいるかもしれませんね!!

それではまた来週!!!