涙でリールが見えない RYO from ケツメイシ

2018.03.07

 2018年も気付けば3月。。早いものですね。ツアーもライブも勿論テレビもラジオ出演も無く、世に出るかもわからない曲をたまにレコーディングしている日々。
露出が無い分、世の中ではもう我々は死んだことになっているのかもしれません。。おーーい!!!生きてんのかー!!生きてるYO~!!そうです。我々、実は生きてます。
今は静かに息を潜め、その時を待ち、そのうちブリッと世間に飛び出してきますので暫くそーっとしておいてください。

そんなわけで既に3月なのですが今年も「中年の中年による今年の一大目標」が決定しました!

コレは私の飲み仲間であるおじさんたち「後藤JAPAN」(多国籍パブで日本代表として大和魂をリプリゼントする団体)が毎年年初めに掲げる抱負であります。

ある年は「ピンパブで少年隊の『仮面舞踏会』歌った後に皆んなでバク転したらカッコ良くない!?」という話から「バク転講習会」に全員で参加したり、

またある年は「老後にでかいバイクで峠攻めて温泉とか行きたくない!?」という話から「大型二輪免許」を取得してみたり、
次の年は「やっぱりバイクじゃなくて若大将なんじゃないのかな!?」という話で急遽「船舶免許」を取得してみたり、またある年は「日本人には2種類の人間がいる。。
すなわち『富士山を登ったことがある人間と登ったことがない人間だ!』」という話からいきなり富士山登頂をしてみたりと、飲みながら思いつきでその年の一大目標を決めているのです。

今年の目標が決まりました。ズバリ「滝行」です!!「滝行」とは、たまにテレビでも見る、例の白装束を身にまとい滝壺に入り滝に打たれ続けるアレです。

その冷たさや水の衝撃は想像を絶するとも言われており、水によって心身の穢れを清めるとともに、恐怖やストレスに打ち勝った先にある「無の境地」にたどり着けるという、
我々と一番遠いところにある素晴らしく高尚な修行なのであります。

私は私の中に存在する弱い心、それに打ち勝ちたいのです。例えば、ピンパブで指名もしてないのに勝手に横に座ってきた女子に対し「今日は君じゃないんだよ!」とも言えず、

会計を見たらきっちり指名料も取られているのに文句一つ言わず楽しそうに延長してしまったり、たまたま読んでいた文庫本をスーパーのカゴに入れてそのまま買い物を続け、
レジで会計という時になったらレジのおばさんが「ピッ!」ってその文庫本にバーコード当ててお金を取られても「まあいいや。」と何も言わなかったり、
会議をしてて「ちょっと違うかも。。」と思っても、そちらの方が全体がまとまって速く事が進みそうならば自分を押し殺してみたり、
と挙げればキリがないくらい自分には「弱い臆病者なところ」があるのです。

そこには常に「他人が私をどう思うか?どう思われるか?」という他人を意識している自分がいるのです。自分の素直な心に従っていないんです。

「滝行」はスポーツではなく修行です。耐えられるか耐えられないかを決めるのは自分。そういった意味で「滝行」において向かうべき相手は「滝」ではなく
「自分自身」。まさに弱い自分にピッタリな修行と言えるでしょう~。

そんなわけで今年は(もう3月ですが)自分に正直に生きていきたいと思います。

激しめな滝を選択し日程を調整、無事に乗り越え新しい自分に生まれ変わった日には改めてここでご報告したいと思います!
それでは皆さんまた来週!!!!!!!

素晴らしい1週間を!!!!