涙でリールが見えない RYO from ケツメイシ

2018.02.21

 平昌オリンピックが盛り上がっていますね!恐ろしいほどの才能を持ったアスリート達がこれまた恐ろしいほどの努力をしてやっと辿り着く夢の舞台。
我々がツアーの打ち上げで泥酔して素っ裸で「やったぜ三段だ!次は四段目いくぞー!オォー!!」なんて組体操をやっている「ケツリンピック」とは雲泥の差です。。

羽生くんの金!宇野くんの銀!小平さんの金!超絶ストイックに生きて物凄いプレッシャーの中で結果を出す彼らを見て、
すっかり涙もろくなったおじさんはポロリ涙を流すと同時に「ああ、彼らに比べたら俺は何をやっているんだ。。また酒飲んで今日という1日を無駄にしてしまった。
明日こそ1日を懸命に生きて行こう。」などと出来もしない自分との約束を繰り返す日々。そろそろ本気を出す時だ。
45歳、同い年のレジェンド葛西氏も次の北京五輪目指すっていうし、私もあといつまでやれるかわからない歌手生活を全うしていきたいと思います!

オリンピックを見てると皆さん天才揃いなのは分かるんですが、羽生くんと宇野くんを比べて見てみると、どうやら羽生くんの方が身体の構造にも恵まれ、
さらに才能もより豊かな感じがします。努力は才能に勝てないのだろうか??

私が以前、ツアーのライブ中に「体幹の強化」と「下半身の筋力アップ」の為にア○ルに
特化したジム(SMクラブ)にダンサーの○ケと一緒に行った時のこと(←決してイヤらしい気持ちはない。大真面目。
この日のライブは○ケのダンスが横に流れていた為、軸がぶれないように連れて行ってやることに)。
トレーナー(女王様)に「きったねぇケツしやがって!!」と罵声を受け、顔面に唾を吐きかけられ、四つん這いになり精神的にも肉体的にも虐められ「う○こが漏れそうなのか、
はたまたイキそうなのか全く分からない状態」で震えていると、トレーナーが伝家の宝刀「ア○ルパール」を取り出してきました。
水戸黄門の助さん格さんでいうところの「十手」にチョコボールぐらいのブツブツが10個程付いている、そのジムでは定番の痛ぶりアイテムです。

震える私のア○ルに唾を吐きかけたトレーナーは、容赦なくアナパー(ア○ルパール)を突
っ込んできます。入れた瞬間、
「ごめんなさい!ごめんなさいー!!じ、自分、このトレーニングは無理っすー!!」(私)
やはりア○ルは元々「出口」。「入り口」ではないのです。

「息止めんじゃないわよ!!ゆっくり吐きなさいYO!!」(トレーナー)
「は~~い。。」
「ほ~ら。やればできんじゃない!!もう3つも入ってるわYO!!」(トレーナー)
「ほ、ほんとですか!!ありがとうございます~~~!!」(私)

、、、、、、、、、、、、、

「イッテテテ。。」
ケツに激しい痛みを抱え内股で歩きつつも、アナパーが3つも入ったという充実感で店を出て○ケと再会。私はこのジムの会員なので初めての○ケはどんだけ虐められたのか興味津々。

「○ケ、お前アナパー何個入った??」(私)
「何です?アナパーって?」(○ケ)
「あれだよ、あの十手みたいなのにブツブツが付いてるやつだよ。」(私)
「ああ、アレですか?全然、、根元まで入りましたけど。」(○ケ)
「え?!ええー?、、根元って、、、ことはすなわち、、パールが10個入ったってこと??」(私)
「はい。」(○ケ)

この瞬間、私は一つのことを学んだのである。すなわち、
「努力は生まれ持った圧倒的な才能には敵わない。」
と。。

それでも「高い壁」や「とても難しい目標」、それらに挑戦し続ける自分でありたい。
ではまた来週!!!!!