Chapter 01
プライドをへし折られて、
挑戦が始まった。
入社前は特にパチンコが好きだったわけではありません。就活では特に行きたい業界・会社も定まらずに、とにかく大手ばかりを受けていましたね。ありがたいことに複数の内定をもらえたものの、唯一落ちたのがサミーです。負けず嫌いの僕にはそれがものすごく悔しくて、他社の内定を全部断り、翌年サミーだけを受け直すという変わり者でした(笑)。
無事リベンジを果たし入社して、最初は札幌支店で営業としてキャリアをスタート。当時全国でもトップの成績を誇る支店で、先輩たちはバリバリ活躍していました。胸を躍らせて挑んだ初陣は惨敗…。初めての上司にも学生時代からの変なプライドをバッサリ折られましたが、それで素直に学ぶ姿勢を身につけられたのは大きな財産になりました。
3年ほど営業で経験を積み、トップ成績を出せるようになった頃、上司から「社内公募に出ている新規事業部に行け。お前は必ず活躍できる」と背中を押されました。正直よく分からなかったけれど、おもしろそうだと飛び込んだのがポーカー事業の立ち上げ。店舗開発という未知の挑戦は苦難の連続でしたが、ゼロから事業を形にして自信がつきました。その後は苦手だった数字管理を克服すべく社長室経営戦略部を兼任し、今ではM&A業務にも関われるように。強みのコミュ力だけでなく、弱みを鍛えてマルチに活躍できるジェネラリストを目指しています。
Chapter 02
目指すは
「遊技機事業“も”やっているサミー」。
今は経営戦略部・ライブエンタテインメント事業部の2部署を兼務。社長や経営層と直接議論を交わすことも多く、会社の意思決定に携わる責任は重いですが、そのスケール感がやりがいです。特に2025年夏に手がけた大型音楽フェスは忘れられません。これは上司の悲願だった事業。その夢を他の誰でもなく僕に託してくれた気持ちがうれしくてがんばれました。セガサミーグループにとっても2万人規模のイベントは初の試みでしたが、多くの人の力を借りながら何とか開催にこぎつけました。成功と同時に悔しさも残り、いつか必ずリベンジしたいと思っています。今はインバウンド向けの新規事業開発にも挑戦中。サミーの未来を考えれば、グローバル化は避けて通れません。語学力やコミュニケーション力を活かして、世界に日本発のエンタメを届けたいです。
振り返れば、自分のキャリアをつくってくれたのはいつも人との出会い。支えてくれた上司たちのおかげでここまで来られました。だからこそ、一緒に働く仲間と全力で挑戦し続けたい。そして「遊技機事業“も”やっている会社」と社会に認知されるよう、サミーをもっと成長させたいです。