涙でリールが見えない RYO from ケツメイシ

2023.06.13

 この前、犬の散歩して線路沿いを歩いてたんです。

近所を走る3両しかない電車なんですけど、その踏み切りで「カーン!カーン!カーン!」って鳴り出してんのに、おばあさんが強引に自転車で通り抜けようとしたら踏切の間に閉じ込められて、自転車乗りながら手を伸ばしてバーを上げようとしたら、「パタっ」ってコケちゃって、俺も

「え!?」

なんて思って、向こう見たら駅から今にも電車が発車しそうで、「こりゃ大変だ!」と思って倒れた自転車引きずり出して、バーを持ち上げておばあさんを踏切から出しました。

あのバーって固いのかと思ったら簡単に持ち上がるのね。それでおばあさんにも散々

「ありがとうございますぅ〜」

何んて言われてね。りんご貰っちゃいましたよ。こういうちょっと良い事した時って、黙ってりゃカッコいいんだけど、俺はもう全力で言うタイプ。

家に帰ったらヨメに、

「今、人命救助してきちゃったよ!電車が迫まりくる中、踏切に閉じ込められたおばあさんを助けてね。アレが1秒遅れてたら、おばあさん確実に死んでたわ!」

なんて6割り増しで話しちゃう。すぐ盛って話しちゃう悪い癖。

そんな自分、嫌いではないんですが、もう少し立派な人間になりたいものです。。



そんなわけで、先日、スタジオで昔から凄いお世話になっているエンジニアのおじさんと雑談してたんですが、近い将来を考えると絶望しかありません。

最近じゃよく話題になりますけど、AIとか文明が発達しすぎて「職失うかも、、」なんて恐ろしい話になったんです。

「エンジニアも『ボーカル録り』とかは当分大丈夫だと思うんですけど、『ミックス(音を微調整する重要な仕事)』とかはやられちゃうかもしれないですねぇ〜。」

「それって何年後位ですか?10年後位ですか?それなら引退まで何とか逃げ切れるんじゃないですか?」(私)

「いやぁ〜、、、結構すぐくると思いますよ。。」

なんて話を聞いて震えましたね。映像とか絵とかの分野なんか特にヤバそうだし、うちの娘たちも将来大丈夫なのかしら。。

我々、先の短いおじさんはどうでもいいのですが、若い子達は「職選び」もある程度将来を考えてやらないとヤバいですね。

コンビニの店員、スーパーのレジ、タクシーの運転手、将来、色んな仕事が無くなりそうですね。。

歌手はどうなるんだろう。歌なんか機械でいくらでも上手に録れるし。。でもまだライブがあるから少しは粘れるのかなぁ。まあこのままやるしかないか。。

そう、ライブと言えば、来月から夏フェスも始まります!会場が決まっただけでまだ何もしてません!(←ちゃんとやれ)

それに9月の西武ドームのライブは選曲をリクエストで決めるので、いずれそういう投票みたいなのがどこかで告知されると思うので、会場に来られる方は是非お願いします!!

梅雨真っ只中で、気持ちも股間も湿りがちですが、カラッと行きましょう!!!

本日は慣れない現場に行くので短めで失礼します。

ではまた!!!