2022.12.20
「地主」と言えば、人様に土地を貸し、ゴロゴロ寝ていても安定した不労所得が得られる庶民の永遠の憧れ。
ところが「痔主」はどうでしょう?
もはや痛すぎてゴロゴロしている事しか出来ず、家では「ポンコツ!」と罵られ粗大ゴミ扱いです。
そうです。私、約1年ぶりに「イー痔ス艦」が出現して参りました。
年末恒例の連日の忘年会、2日に1度は朝まで飲み散らかすという愚行を繰り返したある日の朝、
ケツの痛みで目が覚めました。
この痛みは知ってるよ。どうせ痔でしょ?
「今年も出て来やがったな?おかえりなさい。」
てな感じでもう慣れてますから、手鏡でアヌスを確認します。
するとピンポン玉位の大きさの痔が飛び出しています。痛い。。
でも軟膏を塗れば簡単に黙らせることが出来ることを経験から知ってましたのでヌリヌリ。
数時間の安静後、患部を覗けばもう引っ込んでいました。ホラ、見たことか。完治!
と思いきや、今回はなぜかいつもと違います。ケツの奥がずっと痛いのです。
そのまま過ごしていると、意外にも日常の動作にはケツの筋肉を使っていることが分かりました。
「ハクション!」
とくしゃみをすればケツに激痛。
コンビニにタバコを買いに行こうとチャリに跨がれば激痛で立ち漕ぎ。
おしっこを思いっきり出そうとすればコレまたケツに電流のような痛みが走ります。
う〇この際はこの世のものとは思えない痛みが肛門に走ります。
おかげで飯を食べるのが怖くなり絶食。
極め付けはアクアクララのおじさんがお水の配達してくれた際、
「パパー!家に入れといて!」
なんてヨメに言われたので、12ℓのボトル2本の取っ手を両手に握りしめ「ヨイショ!」と持ち上げた瞬間、
「イテェーーー!!!!!!!!!」
アヌスから全身に痛みが走ります。
コレはいつもより手強いヤツだ。。。
手鏡で幹部を確認すると、引っ込んだはずのヤツが再び飛び出してました。
薬も軟膏からアヌスに刺すタイプの注入型に変更。
それでも治らず、市販薬から医科向けの薬に変更。
大学の後輩が助けてくれました。
ホントに薬剤師繋がりがあって良かったです。だいぶ楽になりました。
それでも忘年会は続きます。
ケツの痛みで目覚める日々。
もうこのシーズンは騙し騙しいくしかないでしょう。
今もこのコラム、座るとケツが痛いので寝そべりながら書いてます。
そんな忘年会シーズンでは、日頃からの仲間、ツアーを一緒に回ったダンサー、中高のお友達、
色々なジャンルの仲間と2022年を振り返りました。
そんな中、昨日は20年ぶりに、昔、事務所で働いていた松田くんと会いました。
今年、我々のツアーを見にきてくれたみたいで、
久々に連絡があり「年末に飲もうぜ。」なんて言っていたのが昨晩実現したのです。
彼にも世話になりました。サラリーマンを辞めて歌詞としてやっていくと決めたインディーズの頃、
「CDが〇〇枚売れて、、コレしか入らないのか。。。俺ら搾取されてるっていうか、
コレ完全に騙されてんじゃないか??こんなんじゃ仕事として成立しないだろ。。
家族もいるし無理だわ。。俺、もう辞めるわ。」(私)
なんて周りの全てに疑いの目を向けていたあの頃。
事務所は仕事を取ってきてくれたり、我々がどうすれば売れるのかを一緒に考えてくれる一方、
その利益の取り分でせめぎ合いをする言わば敵か味方か良く分からないような存在でした。
その事務所の社員だった彼が著作権とかアーティスト印税とか、2次使用料とか、
まだ全く知識のかけらもなかった私にきちんとした資料を作って説明してくれて私は納得し、
とりあえず頑張ろうと思い直しました。その紙資料は20年以上経った今も私の部屋の本棚にまだあって、
「あの時、俺らに講座やってくれたの覚えてる?あの資料、俺まだ持ってるんだよね。」
なんて言ったら、
「ホントですか!!嬉しいなぁ。。」
なんて、昔話に花が咲きまくり。
今では彼は某芸能事務所の宣伝企画部にいて最近、部長になったみたい。頑張ってるみたいで嬉しい。
「痔が酷くなるから、今日はそんなに飲まないよ。」
なんて言ってたんだけどね、結局、まあまあ飲んじゃったよ。
まあ楽しい酒はいつも良いものですね。今日もまた忘年会。
おしりと相談しながら乗り切ります。
皆さんもほどほどにね!!
じゃあまた来週!!!!!