涙でリールが見えない RYO from ケツメイシ

2022.07.19

 そんなわけで、先週末は友人と「TOEICバトル」の食事会でした。

「TOEICバトル」とは、ボケ防止の為に3ヶ月に1回TOEICを受験し、

2対2のチーム戦で合計得点を競い合い、食事の会計時に点数を発表し、

負けたチームが食事代を奢るという、とても文化系な遊びです。

今回は3回目の受験でした。



第1回目の時は、パートナーに音楽関係の後輩を選んでたんです。

彼はピンパブでもそこそこ英語を話すし、洋楽もとても綺麗に歌うので

「コイツはそこそこイケる!」と思い指名したのですが、

蓋を開けてみればまさかの315点(990点満点)。

敵チーム(夫婦)もそれぞれ720点以上ずつ出してくるので、全く勝負になりませんでした。完敗。。

そして第2回目、「音楽で成功するのとTOEICって、一見関係なさそうだけどさ、

期限決めてそれまでにコツコツやって結果を出すってことじゃない?

結局、仕事も音楽も勉強と同じような感じだと俺は思うんだよね。

それにコレは遊びだけどさ、遊びこそ真剣にやらないと面白くないんだよ。」(私)

なんて言う私に、

「確かにそうですねぇ。頑張ります!!」(後輩)

なんて言ってて、たまに「単語覚えた?リスニングやってる?」なんてチェックを入れたりしてました。



そして第2回のバトルの高級しゃぶしゃぶ屋で、「もう満腹だぜ。。」なんていう私を横目に、

後輩は1枚2000円位する肉を追加でバシバシ頼んでたもんだら、

「おぉ、さては倍くらいに点数上げてきたのかな。よく頑張ったなぁ。。」(私)

なんて思って、会計時に点数発表したら、まさかの300点だったんですよ。

ズッコケましたね!!

伸びしろしかない状態で、倍に上がるならまだしも、あの点数から更に下がるとは、、、、、

「おい!!あの自信ありげな追い肉(追加注文)はなんだったんだよ!!!」(私)

「すいませーん!えへへ。」(後輩)

「えへへ、じゃねーよ!!」(私)

、、、、、、、、、、、、、、

「解散ーー!!!!このチームは解散致しまーす!!!」(私)

いくら可愛い後輩とは言え、期限を決めそれに向かって努力できない人間はダメです。

と言うことで高らかに解散宣言!!!



そして第3回目、今回の相棒は転勤で2年前に近所に引っ越してきて、

最近よく飲むようになったサラリーマン時代の同期です。

外資系製薬会社一筋25年。と言っても私がいた頃は、接待でドクターや卸と飲みまくり、

人間関係で売るゴリゴリ体育会系な仕事(営業)で、外資系と言っても英語とは無縁。

でも最近の彼は違います。マーケティング部に移り、イギリス本国ともメールのやり取りをする男です。

コレは期待できます!そして第3回目の受験。



「第3回目のバトル会場(飯場)は何にする?」(敵チームダンナ)

「フカヒレ食いたいなぁ。いい中華にしようぜ!」(私)

なんて、受験を終えた日の反省会の立ち飲み屋で次の飯場を決めます。

あれから約2週間後、メールで試験結果が届きました。

「どうだった?やっぱ試験前日の5時まで飲みが響いたわ〜。。」(私)

「いやぁー、やっぱリスニングがダメだったね〜」(敵チームダンナ)

「まあ、あんな冷房ガンガンの教室で腹痛のウンコ退場にならなかったのは良かったけどさ。

で、前回よりは上がったの?」(私)

「それは言えないよ!やっぱ本番で発表でしょう。」(敵チームダンナ)

なんてメールの探り合いが1週間ほど続きました。

ですが、敵チームは夫婦なのでもうお互いの点数を知っているんです。

「りょーさん、こっちチームも点数共有しといた方が良いんじゃないですかね?

店のネット見たら1本10万の紹興酒とかありますよ。ヤバいですって!!」(私の相棒)

「それはヤバいね。。負けそうだったら、メニューのフカヒレのページ破って

『ザーサイとビールで粘る作戦』で、締めでチャーハンとか出来るもんね。

お互い知っておこう。〇〇くん何点?」(私)

「695点です。」(相棒)

「おっ!ウソ!俺825点。ちょっと待って、コレは、、〇〇くんの695点足す俺の825点で、、、

1520点、、おお!!イケるよ!!コレはイケる!!!」(私)

「イケますかね?!」(相棒)

「向こうはねぇ、ヨメは何回も受けてんのにいつも変わんないんだから、大体720点でしょ、

アレはもう『720点の女』。そんでダンナが伸ばしてきたとしても、まあ760点くらいでしょ。

800点は行かないと思うんだよね。て言うことは合計1480点。俺らが1520点だから、、コレは勝ちです!!

勝利の紹興酒50年物行っちゃいましょう!!!」(私)

「北京ダッグも行っちゃいましょうかね!!」(相棒)

「イケイケ!!俺なんかもう『オイフカ(追いフカヒレ)』やっちゃうYO!!」(私)



で、当日、高級中華料理で一通り盛大にやった会計時、

点数開示のお時間です!

敵ダンナ発表「765点」 、、、「やるじゃん。まあでもお前はそれくらい行くだろ。」(私)

私の相棒発表「695点」 「素晴らしい!後輩とやってた時は勝負にもならなかったからねぇ。

勝負を楽しめるだけ良いよ〜。なんか無理やりこんな会に入ってもらって悪いね!」(私)

私発表「825点」 

「おおーー!!(敵)

プププー!!コレは勝ったでしょ。3回目にして初勝利かぁ。やったね〇〇くん!!

じゃあまあ一応、「720点の女」ヨメにも聞いておこうか。



、、、、、、、、、、、、



敵のヨメ「、、、、、765点!」

え、

ウソ、、ダンナでしょ?ダンナが765点でしょ?

「いや私も765点です!全く同じ点数でした!」(敵ヨメ)

「ちょっと待って、、765足す765で、、1530 、、、、、、、、え、ウソーー!!なに??!ウソだろ!

負けてんの俺ら??!!!!マジかよ!!、、10点差かYO。。。」(私)

「すいません。。僕があと2問取っていれば、、、」(相棒)

「、、、いや、〇〇くんはすげー頑張ってくれたから良いんだけど、、

マジかよぉ。。負けかぁ。。惜しかったなぁ。。」(私)



帰り道、相棒とペラペラになった財布を握りしめ

「クソーーーー!!!」と道端でシャウトしたのはここだけの話。

と言うことで4ヶ月後、また受ける事になりました。

勝って辞めたかったのですが、勝負は勝つまでやるタイプです。

もう大人なのに1日2時間位勉強しなきゃいけないので辛いんですが、

次の4回目はチームで1600点台の熱い闘いになりそうです。私の弱点は分かってます。

前日に深酒をしない事。

それにいつも時間切れで15.6問残しているので、読むスピードが上がれば880点はイケると踏んでます。

相棒も次は750点は出すので、合計1630点。

イケる!!イケるぞー!!さあ、次は人の金で何食おうかしらね。



とまあ、TOEIC受けたことがない人には全く伝わらない話になってしまいましたが、

こんな感じの週末を過ごしておりました。

またコロナも増えてきました。

気を付けていきましょう!!!ではまた来週!!!!