涙でリールが見えない RYO from ケツメイシ

2020.12.15

 今朝、ゴミ出しで会った裏の家のおばあさんとトーク。昨日、警察署を名乗る人物から電話があったらしい。


「大田区〇〇5-○-7小川○子さんですか?」


なんて言われて、


「はい、そうです。」


なんて言ったら色々聞かれたらしい。

何でもこの辺で空き巣が流行っていて、


「何か盗まれた物とかありませんか」


的な事を聞かれたらしいのだが、この人の家は庭も建物もとにかくデカい。


「部屋が6つも7つもあるから、ちょっと何か取られても分からないわよ。」


なんて答えてしまったらしい。


「この前(ひい)おじいさんが亡くなったばかりで、家の表札も遠藤だし、何で小川さんのフルネームを知ってて、
 それも名指しで電話かかって来るんですかね?なんか怪しくないですか??おかしいですYO!」(私)


「確かに、そうよねぇ。。ちょっと警察に電話してみるわ!」(おばあさん)


警察に電話してみると、やはりそんな電話はしていなかったようで、先週だけで5件も似たような問い合わせがあったらしい。

やはりあの電話は空き巣の事前調査の電話のようでした。

彼女の家は、いまだに「昭和の黒電話」でナンバーディスプレーも無いから、電話の記録も何も残っていないらしい。

空き巣はポストや玄関口にマーキングをすることが多いらしく、例えば「SW70 8-20R」なんてのは「70代女性一人暮らし、8時から20時まで留守」なんてのがあるらしい。

事前に調査してマークして、確率の高い瞬間を狙うのだとか。

今のところ、小川さんちにはマーキングは無いようだ。

それでも確実に空き巣の手は身近に迫ってきている。

小川さんちは、昼間は皆仕事で、ひいおばあさんが1人でいることが多いから、しばらくは暇な私が木刀を片手にパトロールを続けたいと思います。

忘れるな。

人を騙すヤツはいずれ自分が騙される。人の物を盗むヤツはいずれ自分が盗まれる。

皆さんも、気を付けてくださいね!!


そんなわけで、もう師走。

もう年末だなんて信じられません!

振り返ってみても、今年はホントにコロナに翻弄された1年でした。

「コレをやった!コレをやり遂げた!」的な記憶がほぼありません。

記憶にあるのは、年明けの「富士スピードウェイ」でお友達と参加した「ママチャリ7時間耐久レース」くらい。

年明けでアレやっちゃったから、アレ以上の充実感は味わえていません。

仕事の面では、チョロチョロ曲を作っても、それを披露する場所が無いということが、こんなにもハリのない人生になるものとは思いませんでした。

当たり前に予定が埋まって、当たり前にライブをやっていた頃のありがたみを、家族が寝静まった後の1人晩酌で噛みしめる日々です。

来年のツアーも無事に行われるか怪しいところですが、先日スタジオで集まり、


「何の曲をやるのか、ぼんやり考えといてくださいね!」


なんて言われて、早めの「よいお年を!」してきました。

メンバーがやりたい曲をやるのが良いのか?お客さんが聞きたい曲をやるのが良いのか?

20年以上やってても、その謎は深まるばかりです。

まあ、なるようにしかならないので、どっしり構えてどんと来いで行きたいと思います。

ではまた!!