2019.09.03
朝晩の暑さも落ち着いて参りましたね。玄関を出て、転がっているセミの死骸を庭にブン投げようとすれば、
そいつの渾身の最期の雄叫びに腰を抜かし、「キャッ!」とオカマみたいな声を出してしまうのは私だけでは無いはず。
セミ君は10年近くも地下生活を経て地上にデビュー。わずか1週間の期間限定で雄叫びを上げまくる。
鳴くのはオスだけらしい。メスに気付いてもらって子孫を残す為だそうだ。
死骸を見つけては「お前、最高の交尾は出来たのかい?」そう語りかけ、家の庭にブン投げる。
中には童貞のまま死んでいった輩もいることだろう。お気の毒に。。「お前らの分も俺は残りの人生で交尾していくよ。じゃあな。。ひゅっ(ブン投げる)!」
そんなやりとりに秋の気配を感じずに入られません。
先週末は長女の大学の友達が集まって我が家でバーベキューをやっていました。
留年している者、3浪の者、酔って人の家でグースカ4時間位寝ている者、なかなか見所のある若者ばかりです。
でも、二十歳くらいってあんなに幼いものでしたっけ?私がおじさんになったせいかもしれませんが、
昔の二十歳ってもっと大人だった気がするんですよ。
例えば私が小学校の時に見ていた山口百恵先生なんて「色っぽい綺麗なお姉さんだなぁ。。」なんてうっとり見ていたもんですし、
子供から大人までが熱狂したピンクレディー先生だって何故か股間がサワサワしたものです。
でも彼女たちって、その当時はまだ二十歳くらいだって言うことを知ってビックリ!!
今の二十歳のアイドルの皆さんにはセクシーは感じませんし、「子供だなぁ。。」とイヤらしい目ではもはや見れないのは、私がおじさんになったからだけでは無いはず。
なんでなんだろう。。
あとなんか「カッコイイ」、「男前」の定義も変わってきていませんか?夏休みに下の娘の友達が泊まりにきてた時リビングでテレビを見てたんです。
そしたらセクシー◯ーンさん(スゲー名前だな)って言うんですか?そのメンバーの誰々君がカッコイイ!!なんて言ってて、テレビをかぶりつきで見てたんです。
私と私の後輩がそれを後ろで冷ややかな目で見てて、
「俺は日本人で一番カッコいいのはモッくんだと思うんだけどね。」
なんて私が言ったんですが、
「、、、、、、、、、、、」
彼女たちは全然ピンときていません。「アレだよホラ!伊右衛門のCM出てる人だよ。本木雅弘さん!この人!!」
なんてスマホで写真を見せても、
「いやぁ〜ちょっと、、分からないです。。。」
「なんでだよ!!モッくんはそのセクシー◯ーンの誰よりもカッコいいじゃないか!!」
「僕は北村◯輝さんが、カッコいいと思います!」(後輩)
「どれどれ、、見せて。うーん、この人はカッコいいけどちょっと濃すぎるでしょー。やっぱモッくんだよ。あの人だったら俺は抱かれたい。」(私)
「君たちはどう思う?北村さん。」(JKに聞く後輩)
「無いですね。。」(JKたち)
「マジかよーー!!」(憤慨する後輩)
やはり、この30年で「男前」の定義は変わって来ているようだ。なんか「薄くて爽やかでシュツとしている」のが令和で言うところの「グッドルッキングガイ」。
JKたちによると、我々が男前と思っている人たちは「暑苦し過ぎる」のだそうだ。確かに昭和の往年の映画スターは今私が見ても濃いと思う。時代は薄い方に向かっているのか。。
「て言うことは、りょーさんと私のようなモンゴロイド系にはもう希望無いってことですね。」(後輩)
「まてまて、一定の周期があるはずだからいつか我々の時代も来るはずだよ。だって平安時代の美人ってブスじゃん。そう言うことだよ。」(私)
「そうですね。長生きしましょうね!」(後輩)
なんて、そんなことを話しているうちに夏休みも終わってしまいましたよ。
イケてない我々にも時代は必ず来る。今キテいない皆さん、必ず来ます!と言うことで希望を持って生きていきましょう!!
ではまた来週!!!!!!